当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
7シリーズを選ぼうとすると、740i、740d、i7、さらにM SportとExcellenceと、名前の組み合わせが多くて迷いますよね。
結論から言うと、選ぶ順番は「パワートレイン」が先で、「M SportかExcellenceか」は後です。M SportとExcellenceは同じ価格なので、見た目の好みで決めていいんです。
この記事を読めば、全7モデルの違いと、自分に合う組み合わせの選び方が分かります。
BMW 7シリーズのグレードは全部で何種類?
現行の7シリーズ(G70)は、3つのパワートレインと2つの仕上げを組み合わせた全7モデルです。740iと740d xDriveは2026年6月で生産終了し、以降は在庫車の販売のみと公式に案内されています。
まずは一覧で見てみましょう。価格は2025年11月以降生産車両のメーカー希望小売価格(消費税込・BMW公式価格表)です。
| パワートレイン | Excellence | M Sport | 価格 |
|---|---|---|---|
| 740i(ガソリン・後輪駆動) | あり | あり | 16,660,000円 |
| 740d xDrive(ディーゼル・4WD) | あり | あり | 16,660,000円 |
| i7 xDrive60(電気・4WD) | あり | あり | 18,280,000円 |
| i7 M70 xDrive(電気・4WD) | 区分なし | 区分なし | 22,840,000円 |
i7 M70 xDriveはMモデルで、ExcellenceとM Sportの区分がない1グレードです。
『740iと740dとi7、何がそんなに違うの?』と思いますよね。次の章で、数字を並べて比べていきます。
全モデルの価格の推移はBMW 7シリーズの新車価格一覧で見られます。
740i・740d・i7の違いを数字で比べる
ここが一番大事なところです。同じ7シリーズでも、燃料と駆動方式がまったく違います。数字は公式の主要諸元(2025年11月版)のカタログ値です。
| 比べる点 | 740i | 740d xDrive | i7 xDrive60 | i7 M70 xDrive |
|---|---|---|---|---|
| エンジン・モーター | 直6ガソリン3.0L+48V | 直6ディーゼル3.0L+48V | モーター前後2基 | モーター前後2基 |
| 最高出力 | 381ps | システム299ps | システム544ps | システム659ps |
| 駆動 | 後輪駆動 | 4WD | 4WD | 4WD |
| 燃料 | ハイオク | 軽油 | 電気 | 電気 |
| 燃費・一充電走行距離(WLTC) | 12.8km/L | 14.7km/L | 650km | 570km |
| 0-100km/h(欧州仕様) | 5.4秒 | 5.8秒 | 4.7秒 | 3.8秒 |
| 車両重量 | 2,120kg | 2,230kg | 2,690kg | 2,760kg |
| トランク容量 | 540L | 540L | 500L | 500L |
| 自動車税(年額) | 50,000円 | 50,000円 | 25,000円 | 25,000円 |

740iは後輪駆動のガソリン車で、7シリーズの中では一番軽いモデルです。740d xDriveは軽油で走る4WDで、WLTCでは14.7km/Lと燃費が伸びます。
i7は電気自動車なので、静かさと加速が持ち味です。その分、車両重量は740iより500kg以上重くなります。
それぞれのモデルの詳しい話は、BMW 740iはどんなモデル?とBMW 740d xDriveのディーゼルは買い?、BMW i7は7シリーズの電気自動車でまとめています。
見落としやすい細かい数字
カタログ値で、意外と差があるところも見ておきましょう。
| 比べる点 | 740i/740d xDrive | i7 xDrive60 | i7 M70 xDrive |
|---|---|---|---|
| 最低地上高 | 147mm | 136mm | 136mm |
| 燃料タンク | 74L | なし | なし |
| 最小回転半径 | 6.1m | 6.2m | 5.8m |
| 車両型式の頭 | 3AA/3CA | ZAA | ZAA |
i7は床下にバッテリーを積むため、最低地上高が11mm低くなります。段差の多い駐車場を使うなら、ここも気にしておきたいところです。
全モデル共通の寸法は、全長5,390mm・全幅1,950mm・全高1,545mmです。サイズの話はBMW 7シリーズのサイズ一覧で詳しく見られます。
パワートレインはどう選ぶ?
『結局、自分にはどれが合うの?』という方のために、使い方ごとに分けてみます。
- 近場中心で、エンジンの手応えも楽しみたいなら740i
- 長距離が多く、給油の回数を減らしたいなら740d xDrive
- 雪道や雨の日の安心感を重視するなら4WDの740dかi7
- 自宅で充電でき、静かさを重視するならi7 xDrive60
- 後席をフルに使い、一番速いモデルが欲しいならi7 M70 xDrive
ただ、740iと740d xDriveは在庫車の販売だけです。欲しい色やグレードの在庫が残っているかで、選べる範囲が変わることも覚えておきましょう。
例えば、販売店でこんな会話になることもあります。
「740dのExcellenceで、黒っぽい色の在庫はありますか?」
「この店にはないですが、ほかの店の在庫を調べてみますね」
M SportとExcellenceは何が違う?
7シリーズのM Sport(Mスポーツ)とExcellence(エクセレンス)は、走りの性能ではなく見た目と雰囲気の違いです。価格はどのモデルでも同じです。
| 比べる点 | Excellence | M Sport |
|---|---|---|
| 雰囲気 | クロームを使ったラグジュアリーな仕上げ | スポーティな仕上げ |
| 標準ホイール | 20インチ スタースポーク・スタイリング905 | 20インチ M エアロダイナミック907M |
| タイヤサイズ | 前255/45R20・後285/40R20 | 前255/45R20・後285/40R20 |
| 選べる専用色 | スパークリング・コッパー・グレー、スペース・シルバー、ソフィスト・グレー等 | M カーボン・ブラック、M ブルックリン・グレー |
| 価格 | 同じ | 同じ |
ボディカラーは、公式コンフィギュレーター(2026年8月・740i)で見るとグレードごとに選べる色が分かれています。「M」が付く色はM Sport向けと考えておくと分かりやすいです。
- ショーファーに運転してもらうことが多い
- 落ち着いた色とクロームの輝きが好き
- 後席に乗る人の印象を大事にしたい
- 自分で運転することが多い
- 黒やグレーで引き締まった見た目が好き
- Mの名前が付く装備に惹かれる
『M Sportの方が速いの?』と聞かれることがありますが、エンジンやモーターの出力は同じです。走りの違いを求めるなら、M SportかExcellenceかより、パワートレインで選ぶ方が差は大きいんです。
裏を返せば、見た目だけで選んでも走りで後悔することはない、ということ。ここは気楽に好みで選んでみてください!

色の全体像はBMW 7シリーズの色は何色ある?で、Individualカラーの価格と一緒に見られます。
i7 M70 xDriveはどこが特別?
i7 M70 xDriveは、7シリーズの最上級モデルです。価格は22,840,000円で、i7 xDrive60より456万円高くなります。
| 比べる点 | i7 xDrive60 | i7 M70 xDrive |
|---|---|---|
| 最高出力 | システム544ps | システム659ps |
| 最大トルク | システム745Nm | システム1,015Nm |
| 一充電走行距離(WLTC) | 650km | 570km |
| 標準ホイール | 20インチ | 21インチ M エアロダイナミック909M |
| エグゼクティブ・ラウンジ・シート | オプション | 標準 |
| 最小回転半径 | 6.2m | 5.8m |
M70は速さだけでなく、後席のエグゼクティブ・ラウンジ・シートが最初から付いているのが特徴です。後席を重視する方にとっては、価格差の一部がここで埋まる形になります。

M70と歴代の最上級モデルの話はBMW i7 M70とM760Li・V12の系譜で詳しく見ています。
全モデル共通の標準装備
グレードで迷う時に知っておきたいのが、どのモデルにも付いている装備です。7シリーズは、ここがとても手厚いんです。
4輪アダプティブ・エア・サスペンション、後輪操舵(インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング)、高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト、リモート・パーキング、BMWカーブド・ディスプレイ、Bowers & Wilkins サラウンド・サウンド、オートマチック・ドア、BMWクリスタル・ライト、4ゾーン・オートマチック・エアコン、BMWドライブ・レコーダー。
つまり、どのグレードを選んでも、走りの快適さや運転支援で大きく損をすることはありません。差がつくのは、パワートレインと見た目、そしてオプションです。
オプションの選び方はBMW 7シリーズのオプションは何を付ける?で見られます。
型式一覧で見分けるには?
中古車を探す時や、車検証で自分の車を確かめる時は、型式を見るのが確実です。現行G70の型式は、公式の主要諸元でこうなっています。
| モデル | 型式 | 状況 |
|---|---|---|
| 740i | 3AA-22EH30 | 2026年6月生産終了 |
| 740d xDrive | 3CA-22EJ30 | 2026年6月生産終了 |
| i7 xDrive60 | ZAA-52EJ89 | 現行 |
| i7 M70 xDrive | ZAA-82EH93 | 現行 |
| i7 eDrive50 | ZAA-42EJ49 | 2025年6月生産終了 |
ExcellenceとM Sportは型式では分かれません。グレードは車検証ではなく、装備やホイールの形で見分けることになります。
「740Li」「750Li」「M760Li」は先代G12までの名前です。現行G70は全車ホイールベース3,215mmの1ボディで、ロングの作り分けはありません。
先代までの型式と見分け方はBMW 7シリーズの歴代モデル一覧で見られます。
グレードを決めたら見積もりで比べる
パワートレインと仕上げが決まったら、あとは見積もりで総額を比べる段階です。
- 740i・740d xDrive・i7のどれにするか決める
- M SportかExcellenceかを、色とホイールで決める
- 740i・740dなら在庫の有無を複数の店に聞く
- オプションを入れた見積もりを2店以上で取る
値引きの目安と交渉の順番はBMW 7シリーズの値引き相場と限界額にまとめています。
BMW 7シリーズ買いたいドットコム
BMW 7シリーズの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、BMW 7シリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
よくある質問
BMW 7シリーズのグレードは何種類ありますか?
現行G70は740i(Excellence・M Sport)、740d xDrive(Excellence・M Sport)、i7 xDrive60(Excellence・M Sport)、i7 M70 xDriveの全7モデルです。
M SportとExcellenceで性能は違いますか?
エンジンやモーターの出力は同じで、価格も同じです。違いは外観の仕上げ、標準ホイールのデザイン、選べるボディカラーです。
740iと740d xDriveの違いは?
740iは後輪駆動のガソリン車(ハイオク・WLTC12.8km/L)、740d xDriveは4WDのディーゼル車(軽油・WLTC14.7km/L)です。価格はどちらも16,660,000円です。
7シリーズに740Liはありますか?
現行G70には「Li」の設定はありません。740Liは先代G12までの名前で、現行は全車ホイールベース3,215mmの1ボディです。
i7 M70 xDriveにM Sportはありますか?
M70はMモデルの1グレードで、ExcellenceとM Sportの区分はありません。エグゼクティブ・ラウンジ・シートが標準です。
まとめ
- 現行7シリーズは全7モデル。740i・740d xDriveは2026年6月生産終了で在庫販売のみ
- 選ぶ順番はパワートレインが先、M SportかExcellenceかは後
- M SportとExcellenceは同価格で、違いは見た目・ホイール・色
- i7 M70 xDriveは659psの最上級で、ラウンジ・シートが標準
- エアサス・後輪操舵・ハンズ・オフは全モデル標準





コメント