BMW 7シリーズの歴代モデル一覧|E23からG70まで型式と年式の見分け方

BMW 7シリーズの歴代モデルを解説する記事のアイキャッチ

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中古車サイトで7シリーズを見ていると、同じ「740i」でも見た目がまったく違う車が並んでいて、『これはいつの型?』と迷いますよね。

結論から言うと、7シリーズは1977年の初代E23から、2022年に日本で発売された現行G70まで7世代あります。世代は「E」「F」「G」で始まる型式で呼ばれ、年式を見ればだいたい見分けられます。

ここでは、歴代7世代の一覧と各世代のポイント、手元の車がどの世代かを確かめる方法までまとめました。

目次

BMW 7シリーズの歴代モデル一覧

先に結論

7シリーズは「E23、E32、E38、E65/E66、F01/F02、G11/G12、G70」の7世代です。2026年10月時点の現行は7代目のG70で、電気自動車のBMW i7も同じG70の仲間です。

まずは全体を1つの表で見てみましょう。年代は生産・発表の目安です。

世代型式年代(目安)主な出来事
初代E231977年〜1986年(生産)7シリーズの誕生。1981年にBMWジャパンが設立され輸入を引き継ぐ
2代目E321986年〜1994年(生産)1988年にロング(L)を設定
3代目E381994年〜2001年(生産)本国で1994年に登場
4代目E65(標準)/E66(ロング)2001年〜2008年頃2001年の東京モーターショーで発表
5代目F01(標準)/F02(ロング)/F042009年〜2009年3月24日に日本で発売。ActiveHybrid 7を設定
6代目G11(標準)/G12(ロング)2015年〜2015年10月7日に日本発表。PHEVの740e iPerformanceを追加
7代目(現行)G702022年〜2022年7月1日に日本発売。電気自動車のBMW i7を設定
BMW 7シリーズの歴代7世代を年代順に並べた図解

E23からE38までの日本導入の正確な年月は、資料によって書き方が違います。この記事では本国での登場年で書いていますね。

ちなみに、型式の頭の文字はBMWの開発コードです。同じ740iという車名でも、E、F、Gのどの世代かで中身はまったく別の車になります。

『結局、どの世代が古いの?』と思ったら、アルファベットがE、F、Gの順に新しくなる、と覚えておくと分かりやすいです。

旧型のE23・E32・E38はどんな7シリーズ?

先に結論

E23・E32・E38は、いまでは「旧車」に近い年代の7シリーズです。E38の生産終了は2001年なので、いちばん新しい個体でも20年以上たっています。

『昔の7シリーズに乗ってみたい』という方は、このあたりの世代が気になりますよね。

ここでは各世代のポイントを並べます。

型式生産の目安知っておきたいこと
E231977年〜1986年初代。日本では当初、輸入代理店が扱い、1981年のBMWジャパン設立で移管
E321986年〜1994年1988年からロングボディ(L)が加わった世代
E381994年〜2001年本国1994年登場。3代目にあたる世代

どの世代も、今から買うなら「部品が手に入るか」「直せる工場が近くにあるか」が一番の問題になります。

例えば、旧車を扱う販売店ではこんなやり取りがよくあります。

「この年式だと、部品はまだ出ますか」
「出るものと出ないものがあるので、主な消耗品だけでも先に確認しておきましょう」

よくある失敗

見た目の状態だけで選んで、電装品やエアコン、足回りの不具合に後から気づくケースです。旧型の7シリーズは、整備記録と、買った後に任せられる工場を先に決めてから選びましょう。

旧型の7シリーズを持つ時のお金の考え方

『古い7シリーズなら安く買えるから得では?』と考える方もいますよね。

車両価格は確かに下がっています。ただ、持ち続けるお金は別に考える必要があるんです。

費用旧型で気をつけること
自動車税新規登録から一定の年数を超えると重課(税額の上乗せ)がある。排気量が大きいV8・V12は元の税額も高い
重量税年数がたつと上がる区分がある
部品代手に入りにくい部品は、取り寄せや中古部品になることがある
整備先旧型に慣れた工場を探しておく必要がある

現行の740iや740d xDriveは3.0L以下なので、自動車税は年50,000円です。昔の大排気量モデルは、これより重い区分になります。

旧型を選ぶ時は、買う値段に、最初の整備にかかるお金を足して考えておくと、後で慌てずに済みます。維持費の考え方は7シリーズの維持費の内訳も参考にしてみてください。

E65・F01・G11はどう違う?2000年代以降の世代

先に結論

E65(2001年〜)、F01(2009年〜)、G11(2015年〜)は、中古車として数が多い世代です。どの世代も「標準」と「ロング」で型式が分かれていて、ロングは型式の数字が1つ大きくなります。

中古の7シリーズを探すと、まず目に入るのがこの3世代です。

それぞれの日本での主な出来事を並べてみます。

型式日本での主な出来事
E65/E662001年東京モーターショーで発表。2002年から販売とする資料もある
F01/F022009年3月24日発売。760Liは2009年7月16日、ActiveHybrid 7/7Lは2009年10月29日。2012年9月26日に改良(LCI)
G11/G122015年10月7日発表。740e iPerformanceとM760Li xDriveは2016年10月13日に導入発表。2019年6月24日に改良(LCI)。745e・745Leもこの改良以降

『前期と後期ってどう違うの?』と気になる方も多いはずです。

BMWでは途中の大きな改良を「LCI」と呼びます。F01は2012年、G11は2019年に改良が入っていて、同じ型式でも年式で中身が変わるんです。

G11・G12とF01・F02の前期・後期の違いやよくある故障は、7シリーズG11・G12とF01・F02は中古で買い?で詳しく見ています。ハイブリッドやPHEVの流れは7シリーズのハイブリッド・PHEVにまとめました。

現行G70はどんな世代?

先に結論

現行G70は2022年7月1日に日本で発売されました。全車がホイールベース3,215mmの1ボディで、標準とロングの作り分けがありません。電気自動車のBMW i7も同じG70です。

G70は、7シリーズの中でも変化の大きい世代です。

ロングの作り分けをやめたこと、電気自動車のi7を加えたこと、エンジン車を直列6気筒の740iと740d xDriveだけにしたことが、先代との大きな違いなんです。

現行G70の主なモデル価格(2025年11月以降生産車・メーカー希望小売価格・税込)駆動
740i Excellence/M Sport1,666万円後輪駆動
740d xDrive Excellence/M Sport1,666万円4WD
i7 xDrive60 Excellence/M Sport1,828万円4WD
i7 M70 xDrive2,284万円4WD

G70の流れも、ここで押さえておきましょう。

G70の主な出来事
  1. 2022年7月1日、740i・740d xDrive・i7 xDrive60で日本発売
  2. 2023年5月29日、i7 eDrive50とi7 M70 xDriveを追加
  3. 2025年6月、i7 eDrive50が生産終了
  4. 2026年4月、大幅改良モデル(The New BMW 7シリーズ)がグローバル発表
  5. 2026年6月、740iと740d xDriveが生産終了し、以降は在庫車の販売のみ

大幅改良モデルの日本導入は「2026年秋以降の予定」とBMWジャパン公式サイトで告知されています。日本仕様の価格・グレード・正式な発売日はまだ発表されていません。

ロングが無くなった経緯は7シリーズのロング(Li)と現行の扱い、G70のデザインの特徴は7シリーズ現行G70の特徴、新型の動きは7シリーズの次の新型はいつ?で詳しく書いています。

手元の7シリーズは何代目?年式と型式の見分け方

先に結論

一番確実なのは、車検証の「初度登録年月」と「型式」「車台番号」を見ることです。日本の車検証の型式は、E65やG11のような開発コードとは書き方が違うので、迷ったら販売店で照会してもらいましょう。

『型式ってどこに書いてあるの?』と思いますよね。

車検証には「型式」の欄があります。ただ、ここにはE65やG11といった呼び名がそのまま書かれているわけではありません。例えば、現行G70の740iは「3AA-22EH30」、740d xDriveは「3CA-22EJ30」という型式です。

世代を確かめる手順のポイント
  • 車検証の初度登録年月を見て、上の一覧表の年代に当てはめる
  • 車検証の型式と車台番号を控える
  • 改良(LCI)の時期をまたぐ年式なら、前期か後期かを販売店に聞く
  • ロングかどうかは、車名のLiだけでなく型式で確かめる
  • 並行輸入車は、年式の表記が正規輸入車とずれることがあるので注意する
車検証で7シリーズの世代を確かめる流れを示した図解

ここまで確かめておけば、販売店とのやり取りもぐっと早くなりますよ。

初度登録年月は「日本で初めて登録された時期」です。輸入や在庫の関係で、生産の時期と少しずれることがあります。

特に並行輸入車は、日本仕様と装備や年式の扱いが違うことがあります。正規輸入車かどうかも、あわせて聞いておきましょう。

改良の前後をまたぐ年式は特に迷いやすいので、販売店に車台番号で確かめてもらうのが安心です。

歴代の中古を選ぶなら、どの世代?

先に結論

年式の新しさと保証を重視するならG70やG11・G12の後期、予算を抑えたいならF01・F02、趣味で乗るならE38以前、という分け方が目安です。古い世代ほど、整備にかけるお金の備えが大事になります。

『どの世代が狙い目?』というのは、使い方と予算で答えが変わります。

それぞれの世代を、中古で選ぶ時の目線で並べてみますね。

新しい世代(G70・G12後期など)を選ぶ良さ
  • 運転支援や安全装備が新しい
  • BMW認定中古車など保証付きで探しやすい
  • 部品や整備の情報が手に入りやすい
古い世代(E38以前など)を選ぶ時の注意
  • 部品が手に入りにくいことがある
  • 直せる工場が限られる
  • 年式相応の不具合を前提に予算を組む必要がある

アルピナB7も7シリーズの仲間として人気がありますが、B7は先代G11・G12ベースまでで、現行G70ベースのB7は発売されていません。詳しくはアルピナB7とBMW 7シリーズの違いで見ています。

狙う世代が決まったら、年式と走行距離で在庫を絞って見比べるのが近道です。

BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、BMW 7シリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古の選び方は7シリーズの中古車の選び方、新車を検討している方は7シリーズの値引き相場と限界額もあわせて読んでみてください。

よくある質問

BMW 7シリーズは何代目までありますか?

初代E23(1977年)から現行G70まで7世代あります。2026年10月時点の現行は7代目のG70で、電気自動車のBMW i7も同じG70です。

E38の7シリーズはいつ頃の車ですか?

E38は3代目の7シリーズで、生産は1994年から2001年です。いちばん新しい個体でも20年以上たっているので、部品と整備先を先に確かめておくと安心です。

E65は何代目ですか?

E65は4代目の標準ボディで、ロングはE66です。2001年の東京モーターショーで発表され、2002年から販売とする資料もあります。

7シリーズの型式は車検証のどこで分かりますか?

車検証の「型式」欄に書かれていますが、E65やG11のような呼び名とは書き方が違います。初度登録年月と車台番号を控えて、販売店で照会してもらうのが確実です。

新型の7シリーズはいつ日本に入ってきますか?

2026年4月に大幅改良モデルがグローバル発表され、BMWジャパン公式サイトは日本導入を「2026年秋以降の予定」と告知しています。日本仕様の価格やグレードはまだ発表されていません。

まとめ

この記事の要点
  • 7シリーズはE23、E32、E38、E65/E66、F01/F02、G11/G12、G70の7世代
  • アルファベットはE、F、Gの順に新しい
  • ロングは先代G12まで型式が分かれ、現行G70は1ボディ
  • 世代の確認は、車検証の初度登録年月・型式・車台番号で行う
  • 古い世代ほど、部品と整備先の確保を先に考える
BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 7シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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