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7シリーズを検討し始めると、まず気になるのが大きさですよね。『自宅や会社の駐車場に入るのかな』と不安に思っている方も多いはずです。
結論から言うと、現行7シリーズ(G70)は全モデル共通で全長5,390mm、全幅1,950mm、全高1,545mmです(公式主要諸元・2025年11月版)。全幅1,850mmまでの機械式駐車場には入らないことが多いので、駐車場の確認が先になります。
この記事では、寸法と重さの一覧、駐車場の考え方、トランクの使い勝手までを数字で見ていきます。
7シリーズのサイズは何mm?(全長・全幅・全高)
現行の7シリーズは、740i、740d xDrive、i7 xDrive60、i7 M70 xDriveのすべてで外側の寸法が同じです。違うのは最低地上高、トランク容量、重さです。
現行G70のボディは1種類だけです。先代までのような「標準ボディ」と「ロング」の作り分けは無く、全車がホイールベース3,215mmの1ボディになっています。
| 項目 | 740i | 740d xDrive | i7 xDrive60 | i7 M70 xDrive |
|---|---|---|---|---|
| 全長 | 5,390mm | 5,390mm | 5,390mm | 5,390mm |
| 全幅 | 1,950mm | 1,950mm | 1,950mm | 1,950mm |
| 全高 | 1,545mm | 1,545mm | 1,545mm | 1,545mm |
| ホイールベース | 3,215mm | 3,215mm | 3,215mm | 3,215mm |
| トレッド(前/後) | 1,665/1,650mm | 1,665/1,650mm | 1,665/1,650mm | 1,665/1,650mm |
| 最低地上高 | 147mm | 147mm | 136mm | 136mm |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 |
出典は公式主要諸元(2025年11月以降生産車両)です。全長は5mを大きく超えていて、日本の駐車場では「かなり大きい」部類に入ります。
『大きいとは聞いていたけど、ここまでとは』という声は少なくありません。特に全幅1,950mmは、すれ違いや駐車場の通路で実感する数字なんです。

重さ(車重)はどれくらい?

いちばん軽い740iで2,120kg、いちばん重いi7 M70 xDriveで2,760kgです。電気自動車のi7は、740iより500kg以上重くなります。
重さの差は、i7が積んでいる105.7kWhの大きな電池によるものです。同じ見た目でも、中身の重さはかなり違うんですよね。
| モデル | 車両重量 | 車両総重量 | 重量税の区分 |
|---|---|---|---|
| 740i | 2,120kg[2,160kg] | 2,395kg[2,435kg] | 2.0t超2.5t以下 |
| 740d xDrive | 2,230kg[2,270kg] | 2,505kg[2,545kg] | 2.0t超2.5t以下 |
| i7 xDrive60 | 2,690kg[2,730kg] | 2,965kg[3,005kg] | 2.5t超3.0t以下 |
| i7 M70 xDrive | 2,760kg | 3,035kg | 2.5t超3.0t以下 |
[ ]内は、後席のマルチファンクション・シートを付けた車の値です(公式主要諸元)。
機械式駐車場には、全幅や全高だけでなく重さの上限もあります。i7は2.5tを超えるので、寸法が入っても重さで断られることがあります。
重さは自動車重量税の区分にも関わります。税や保険を含めた年間の出費は7シリーズの維持費の記事で計算しています。
機械式駐車場やマンションの駐車場に入る?
多くの機械式駐車場は、全幅1,850mm前後までを上限にしています。全幅1,950mmの7シリーズは、こうした駐車場には入らないと考えておいた方が安全です。
機械式駐車場の制限は、駐車場ごとに違います。よくあるのは「全長5,000mm、全幅1,850mm、全高1,550mm、重さ2,000kgまで」といった設定です。
この例と7シリーズを並べると、どこが引っかかるかが見えてきます。
| 項目 | 機械式でよくある上限の例 | 7シリーズ(G70) | 判定 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 5,000mm | 5,390mm | 超える |
| 全幅 | 1,850mm | 1,950mm | 超える |
| 全高 | 1,550mm | 1,545mm | 収まる |
| 重さ | 2,000kg | 2,120〜2,760kg | 超える |
全高だけはぎりぎり収まります。ただ、全長、全幅、重さの3つで上限を超えるので、一般的な機械式は難しいんです。
- 管理会社に、全長・全幅・全高・重さの上限を数字で聞いておく
- タイヤの幅(前255mm、後285mm)が入るパレットかを確かめる
- 平置きでも、ドアを開けるための横の余裕があるかを見る
- 出入り口の曲がり角を、最小回転半径で回れるかを考える
『ハイルーフ用の大きなパレットなら入るかも』という場合もあります。数字で問い合わせてから決めましょう。
小回りは利く?最小回転半径と後輪操舵
最小回転半径は740iと740d xDriveで6.1m、i7 xDrive60で6.2m、i7 M70 xDriveで5.8mです。後輪操舵が働く条件では、740iと740dは5.7mまで小さくなります。
全長5m超えの車としては、意外と小回りが利くんです。全モデルに標準の「インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング」が、低速で後ろのタイヤを逆向きに切ってくれるからです。
| モデル | 最小回転半径(公式諸元) | 後輪操舵の作動条件下 |
|---|---|---|
| 740i | 6.1m | 5.7m |
| 740d xDrive | 6.1m | 5.7m |
| i7 xDrive60 | 6.2m | 5.8m |
| i7 M70 xDrive | 5.8m | 公式記載なし |
例えばこんな場面です。
「コインパーキングで一発で曲がれるか心配で」
「思ったより回ってくれますよ。ただ、車幅は気をつけてくださいね」
小回りの不安は後輪操舵がかなり助けてくれます。それでも、全幅の大きさだけはどうにもならないので、狭い道では慎重にいきましょう。
大きな車体を扱いやすくする標準装備
7シリーズには、大きさの不安を減らす装備が全モデル標準で付いています。駐車の時に周りを上から見下ろしたように映すサラウンド・ビュー・システムもその1つです。
| 装備(全モデル標準) | 助かる場面 |
|---|---|
| サラウンド・ビュー・システム、リモート3Dビュー | 駐車枠に入れる時、周りの障害物を確かめる時 |
| パーキング・アシスト(並列・縦列) | 狭い駐車スペースに入れる時 |
| リバース・アシスト・プロフェッショナル | 細い道に入ってしまい、バックで戻る時 |
| リモート・パーキング | 横が狭く、乗ったままだとドアを開けにくい時 |
| オートマチック・ドア | ドアの開け閉めの手間を減らしたい時 |
なお、車検証に載る全幅1,950mmは、ドアミラーを含まない幅です。すれ違いや門の幅を考える時は、ミラーの分も足して考えておきましょう。
駐車を手伝う機能の中身は7シリーズの運転支援の記事で詳しく見ています。
乗り心地と後輪操舵の関係は7シリーズの乗り心地の記事で詳しく見ています。
トランクの広さとゴルフバッグ
トランク容量は740iと740d xDriveが540L、i7が500Lです。電池を積む分、i7の方が40L小さくなります。
540Lは、セダンとしてかなり広い数字です。『ゴルフバッグは何個入るの?』という質問はよくありますが、何個入るかはバッグの大きさと積み方で変わります。
| モデル | トランク容量 | トランクの開け閉め |
|---|---|---|
| 740i | 540L | オートマチック・トランク・リッド(足の動きで開閉)標準 |
| 740d xDrive | 540L | 同上 |
| i7 xDrive60 | 500L | 同上 |
| i7 M70 xDrive | 500L | 同上 |
後席の背もたれを倒して長い物を積む「トランクスルー」の有無や形は、公式の装備表から確かめきれませんでした。スキー板などを積む予定がある方は、展示車で実際に確かめてみてください。
ゴルフに行く方は、自分のバッグを持って展示車に積んでみるのがいちばん確実です。i7を考えている方は、40Lの差がどれくらい効くかも見ておきましょう。
トランクは足の動きで開け閉めできるので、両手がふさがっていても荷物を出し入れできます。重いゴルフバッグを持ったままでも開けられるのは助かりますよ!
旧型(先代)とサイズは違う?
先代のG11/G12は、標準ボディとロング(G12)の2種類がありました。現行G70は1ボディだけで、先代のロングに近い長さになっています。
公式リリースでは、現行G70について「全てのモデルにおいて、いわゆるロング・ホイールベース仕様」と説明しています。車名に「Li」が付かないのは、作り分けが無くなったからです。
先代の寸法は、年式とボディで違います。中古で先代を探している方は、車検証に書かれた長さと幅で確かめるのが確実です。
ロングの違いは7シリーズのロングの記事でまとめています。
- 後席の足元が全車ゆったり
- 540Lの大きなトランク(740i/740d)
- 後輪操舵で見た目より小回りが利く
- 全幅1,950mmで機械式駐車場は難しい
- i7は重さ2.5t超えで駐車場の重量制限に注意
- 狭い道のすれ違いで気を使う
よくある質問
BMW 7シリーズの全長と全幅は?
現行G70は全モデル共通で、全長5,390mm、全幅1,950mm、全高1,545mmです(公式主要諸元)。
7シリーズは何人乗りですか?
全モデル5名乗りです。後席はゆったりとした3人掛けの形になっています。
7シリーズの重さはどれくらいですか?
740iが2,120kg、740d xDriveが2,230kg、i7 xDrive60が2,690kg、i7 M70 xDriveが2,760kgです。後席のマルチファンクション・シート付きは40kg重くなります(M70を除く)。
機械式駐車場に入りますか?
全幅1,850mm前後が上限の機械式には、全幅1,950mmの7シリーズは入らないことが多いです。駐車場の上限を数字で確かめてから決めましょう。
トランクの容量は?
740iと740d xDriveは540L、i7は500Lです。
先代(旧型)の7シリーズと比べて大きいですか?
先代は標準ボディとロングの2種類があり、寸法は年式とボディで違います。現行は全車がロング・ホイールベース相当の1ボディなので、先代の標準ボディから乗り換えると長く感じやすいです。
7シリーズの値段と値引きの考え方は7シリーズの値引き相場の記事、モデルごとの価格は新車価格一覧の記事で確かめられます。
まとめ
- 現行7シリーズは全モデル全長5,390mm、全幅1,950mm、全高1,545mm
- 車重は740iの2,120kgからi7 M70 xDriveの2,760kgまで
- 一般的な機械式駐車場は、全長・全幅・重さで上限を超えやすい
- 最小回転半径は5.8〜6.2m、後輪操舵の作動条件下では740i/740dで5.7m
- トランクは740i/740dが540L、i7が500L




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