BMW 7シリーズとベンツSクラスを比較|後席・走り・価格

ホテルの車寄せに並ぶ2台の大型高級セダンを見比べるイメージ

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最高級セダンを選ぶとなると、『7シリーズとSクラス、結局どっちがいいの?』と迷う方は多いですよね。

結論から言うと、ボディを1つに絞って装備を盛り込んだのが7シリーズ、ボディの長さやモデルの選択肢が広いのがSクラスです。後ろに乗る人の使い方と、自分で運転する時間の長さで選ぶと決めやすくなります。

この記事を読むと、2台の違いと、自分に合うほうを見極める順番が分かります。

目次

7シリーズとSクラスはどんな関係?

先に結論

どちらもドイツの高級ブランドが出す最上級のセダンで、昔から比べられてきたライバルです。同じ価格帯でも、考え方の違いがはっきり出ています。

まずは7シリーズの今の顔ぶれを押さえておきましょう。

項目BMW 7シリーズ(現行G70・2025年11月以降生産車両)
モデル740i/740d xDrive/i7 xDrive60/i7 M70 xDrive
価格(税込)740i・740d xDrive 1,666万円/i7 xDrive60 1,828万円/i7 M70 xDrive 2,284万円
全長×全幅×全高5,390mm×1,950mm×1,545mm
ホイールベース3,215mm(1種類のみ)
パワートレイン直6ガソリン(381ps)・直6ディーゼル(システム299ps)・電気(544ps/659ps)

価格は公式価格表のメーカー希望小売価格、寸法は公式主要諸元のカタログ値です。

740iと740d xDriveは2026年6月で生産を終え、今は在庫車の販売だけになっている点も覚えておきましょう。

Sクラスの価格やラインアップは、時期によって変わります。最新の内容は、メルセデス・ベンツ日本の公式サイトで確かめるのが確実です。

この記事では、7シリーズは公式の数字で、Sクラスは作りの考え方で比べていきますね。

数字が変わりやすいところは、最後に見積もりで揃えて比べるのがいちばん確かな方法です。

一番の違いはボディとEVの考え方

2台を並べてみると、まず違うのが「何種類のボディを用意しているか」です。

比べるところBMW 7シリーズメルセデス・ベンツ Sクラス
ボディの長さ1種類(ホイールベース3,215mm)標準とロングなど、複数の設定がある
電気自動車i7が同じ7シリーズの仲間(同じボディ)EVは「EQS」という別のモデル
最上級の仕立てi7 M70 xDrive(2,284万円)メルセデス・マイバッハ Sクラスという別格がある
ハンドル位置全モデル右ハンドル公式で確認

7シリーズはG70から、全車がロング・ホイールベース相当の1ボディになりました。

『じゃあ短い7シリーズは選べないの?』と思った方、その通りなんです。先代までの740Liのような作り分けはありません。

一方で、電気自動車のi7は、ガソリン車と同じボディと内装で選べます。

「EVにしたいけど、見た目や広さは普通の7シリーズと同じがいい」という方には、ここが大きな魅力になりますね。

ただ、同じボディでもトランクの広さは少し違います。740iと740d xDriveは540L、i7は500Lです(公式主要諸元)。

ゴルフバッグや旅行の荷物をよく積む方は、この差も見ておきたいところですね。

例えば、家族で出かける時はこんな会話になるかもしれません。

「スーツケース2つとゴルフバッグ、全部入るかな」
「試乗の時に、実際の荷物を積ませてもらうと安心だよ」

ボディの考え方は7シリーズのロング(Li)とリムジンでくわしく見ています。

後ろの席で比べるとどう違う?

この2台を選ぶ方の多くは、後ろの席の快適さも重く見ているはずです。

7シリーズの後席まわりの装備は、次のとおりです(公式価格表)。

7シリーズの後席まわり
  • オートマチック・ドア(全モデル標準)
  • シート・ヒーティング(フロント&リヤ・全モデル標準)
  • 4ゾーン・オートマチック・エアコン(全モデル標準)
  • 31.3インチ BMWシアター・スクリーン(オプション797,000円)
  • エグゼクティブ・ラウンジ・シート(i7 M70 xDriveは標準・他はオプション339,000円)

7シリーズの目玉は、天井から下りてくる31.3インチのシアター・スクリーンです。Amazon Fire TVを搭載していて、移動中に映画や動画を楽しめます。

例えば、こんな使い方をイメージしてみてください。

「空港まで1時間あるから、続きのドラマを見ておこうか」
「スクリーンを下ろせば、リビングみたいに見られるね」

音の良さで選ぶ方もいますよね。

7シリーズは、Bowers & Wilkins サラウンド・サウンド・システムが全モデル標準です。さらに上のダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムも、オプション915,000円で選べます(公式価格表)。

Sクラスも、後席の快適装備を充実させた作りで知られています。

どちらが合うかは、実際に後ろに座ってみるのが一番です。後席に乗る人と一緒に試乗してみてください。

後席の装備は7シリーズの後部座席で、オプションの組み合わせ方とあわせて紹介しています。

走りと乗り心地の違い

『運転していて楽しいのはどっち?』という視点も大事ですよね。

BMWは昔から「自分で運転して気持ちいい」ことを大事にしてきたブランドです。

7シリーズの足回り(全モデル標準)
  • 4輪アダプティブ・エア・サスペンション
  • インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング(後輪操舵)
  • ダイナミック・ダンピング・コントロール

後輪操舵のおかげで、全長5,390mmの割に小回りがききます。最小回転半径は740iで6.1m、作動条件下では5.7mです(公式主要諸元)。

一方のSクラスは、静かでゆったりした乗り心地を大事にする作りと言われることが多いです。

どちらも快適なのは間違いありませんが、「運転席にいる時間が長い人は7シリーズ、後ろに乗る時間が長い人はSクラス」と言われることがあるのは、この違いからなんです。

もちろん、これは一般的な傾向です。自分で両方を運転して、ハンドルの感触を比べてみてください。

長距離を自分で運転する方には、運転支援の中身も気になるところです。

7シリーズは「高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト」を含むドライビング・アシスト・プロフェッショナルが全モデル標準です(公式価格表)。

ただし、これは渋滞時に手を離せる運転支援で、レベル3の自動運転ではありません。前を見て、いつでも運転を代われる状態でいることが前提なんです。

駐車が苦手な方には、車の外から操作して出し入れできる「リモート・パーキング」も標準で付いています!

運転支援のくわしい中身は7シリーズの運転支援で見ています。

乗り心地の話は7シリーズの乗り心地でくわしく見ています。

パワートレインはどう選ぶ?

7シリーズは、ガソリン・ディーゼル・電気の3つから選べます。

モデル駆動燃費・電費(WLTC)自動車税(年額)
740i後輪駆動12.8km/L(ハイオク)50,000円
740d xDrive4WD14.7km/L(軽油)50,000円
i7 xDrive604WD一充電650km25,000円
i7 M70 xDrive4WD一充電570km25,000円

燃費・電費は国土交通省審査値、自動車税は2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。

『雪の多い地域なので4WDがいい』という方は、740d xDriveかi7が候補になります。740iは後輪駆動だけなんです。

Sクラスもガソリンやディーゼルなど複数のパワートレインを用意していますが、日本で選べるモデルは時期によって変わります。

7シリーズのパワートレイン別の燃費と税金の図解
7シリーズが合う人
  • 同じボディでEVも選びたい
  • 自分で運転する時間も長い
  • ディーゼルの4WDで長距離を走りたい
Sクラスが合う人
  • 標準とロングなどボディの長さを選びたい
  • マイバッハまで含めて最上級を見比べたい
  • 後席の静かさを何より大事にしたい

価格とリセールの考え方

車両価格だけでなく、手放す時の値段も気になりますよね。

7シリーズの車両価格は1,666万〜2,284万円(2025年11月以降生産車両)で、Sクラスもおおむね同じような価格帯で比べられることが多い2台です。

リセールについては、どちらが有利と言い切ることはできません。

リセールで気をつけたいこと
  • 高額な輸入セダンは、年数とともに値段が大きく下がりやすい
  • 色・グレード・オプションの有無で差がつく
  • 時期と地域でも相場は動く

例えば、シアター・スクリーンのような高額オプションは、買う時ほどには売る時の値段に乗らないこともあります。

『だったら、オプションは付けないほうがいい?』と迷いますよね。

結論から言うと、自分や後ろに乗る人が毎日使うものなら、付けて満足できるかどうかで決めるのがおすすめです。売る時の値段だけで選ぶと、乗っている間の楽しみが減ってしまうこともあるんです。

7シリーズとSクラスの違いを並べた図解

7シリーズの年式ごとの下がり方は7シリーズのリセールと買取相場で見ています。

迷ったら見積もりを並べて比べる

ここまで読んで、まだ決めきれない方も多いと思います。

そんな時は、両方の見積もりを取って並べてみるのがおすすめです。

比べる時の進め方
  1. 後席に乗る人と、使う場面を書き出す
  2. 7シリーズのパワートレインを1つに絞る
  3. 7シリーズとSクラスで、近い価格帯のモデルの見積もりを取る
  4. 両方に試乗し、前と後ろの席の両方に座る

7シリーズの740iと740d xDriveは在庫車だけなので、残っている色とグレードを先に聞いておきましょう。

条件が揃えば、価格の差も見えやすくなります!

BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、BMW 7シリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

7シリーズの値引きの考え方は7シリーズの値引き相場と限界額、レクサスLSやアウディA8も含めた比較は7シリーズとライバル車の比較を参考にしてみてください。

BMWの中で5シリーズやX7と迷っている方は、7シリーズと5シリーズ・8シリーズ・X7の違いもどうぞ。

よくある質問

7シリーズとSクラスはどちらが高いですか?

7シリーズは2025年11月以降生産車両で1,666万〜2,284万円です。Sクラスはモデルと時期で価格が変わるので、公式の最新価格と見積もりで比べるのが確実です。

7シリーズにロングボディはありますか?

現行G70は全車がホイールベース3,215mmの1ボディで、標準とロングの作り分けはありません。740Liなどは先代までの名前です。

電気自動車で比べるならどうなりますか?

7シリーズの電気自動車はi7で、ガソリン車と同じボディです。メルセデス・ベンツの電気自動車の高級セダンはEQSという別のモデルになります。

4WDを選べるのはどのモデルですか?

7シリーズでは740d xDriveとi7 xDrive60、i7 M70 xDriveが4WDです。740iは後輪駆動のみです。

リセールはどちらが有利ですか?

どちらが有利とは言い切れません。年式・色・グレード・オプション、売る時期と地域で変わるので、売る前に複数の査定を比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 7シリーズは1ボディ、Sクラスはボディの長さなど選択肢が広い
  • 7シリーズは電気自動車のi7も同じボディ。ベンツのEVはEQSという別モデル
  • 後席には31.3インチのシアター・スクリーン(オプション)が選べる
  • 全モデルにエアサスと後輪操舵が標準で、740iの最小回転半径は6.1m
  • 価格は1,666万〜2,284万円。リセールの有利不利は言い切れない
BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 7シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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