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街で7シリーズを見かけて、『どんな人が乗っているんだろう』と気になったことはありませんか。自分が買うなら年収はどれくらい必要なのか、という方も多いはずです。
結論から言うと、7シリーズに乗るのに「年収いくら以上」という決まった線はありません。ただ、新車価格と維持費の数字を見れば、どれくらいの余裕が必要かは考えられます。
この記事では、7シリーズがどんな車で、どんな場面で選ばれているのかを数字と一緒に見ていきます。
BMW 7シリーズとは?読み方と立ち位置
7シリーズは、BMWのいちばん上に位置するセダンです。公式では「プレステージ・セダン」「ラグジュアリー・セダン」と呼ばれています。

読み方は「セブンシリーズ」と呼ぶ人もいれば、「ななシリーズ」と呼ぶ人もいます。BMWは日本の会社名では「ビー・エム・ダブリュー」です。
初代のE23は1977年に登場しました。今の現行型はG70という7代目で、日本では2022年7月1日に発売されています。
後ろの席に人を乗せることを強く意識した大型セダンです。現行G70は全車がホイールベース3,215mmの1ボディで、全車にエア・サスペンションと後輪操舵が標準で付きます(BMW公式)。
| 現行モデル | パワートレイン | 新車価格(2025年11月以降生産・税込) |
|---|---|---|
| 740i(Excellence/M Sport) | 直列6気筒ガソリン+マイルドハイブリッド・後輪駆動 | 1,666万円 |
| 740d xDrive(Excellence/M Sport) | 直列6気筒ディーゼル+マイルドハイブリッド・4WD | 1,666万円 |
| i7 xDrive60(Excellence/M Sport) | 電気モーター前後2基・4WD | 1,828万円 |
| i7 M70 xDrive | 電気モーター前後2基・4WD | 2,284万円 |
740iと740d xDriveは2026年6月で生産終了し、以降は在庫車の販売のみと公式に書かれています。2026年4月には大幅改良モデルが発表され、日本導入は2026年秋以降の予定です。
各モデルの価格は7シリーズの新車価格一覧で詳しくまとめています。
7シリーズの最高級モデルはどれ?
『7シリーズの中で、いちばん高いのはどれ?』という疑問はよく聞かれますよね。今の日本のラインアップでは、電気自動車の「i7 M70 xDrive」が最上級です。
価格は2,284万円(2025年11月以降生産・税込)で、システム最高出力は659psです(公式主要諸元)。
| 比べるところ | 740i | i7 xDrive60 | i7 M70 xDrive |
|---|---|---|---|
| 新車価格 | 1,666万円 | 1,828万円 | 2,284万円 |
| 最高出力 | 381ps | 544ps(システム) | 659ps(システム) |
| 0-100km/h加速(欧州仕様値) | 5.4秒 | 4.7秒 | 3.8秒 |
| 後席のエグゼクティブ・ラウンジ・シート | オプション | オプション | 標準 |
i7 M70 xDriveは、後ろの席を大きく倒せるエグゼクティブ・ラウンジ・シートが標準で付く唯一のモデルです。ほかのモデルでは339,000円のオプションになります。
ちなみに、昔の7シリーズにはV12エンジンのモデルもありました。今の日本の現行G70には、V8・V12のガソリン車は設定されていません。

最上級モデルの成り立ちはBMW i7 M70とM760Li・V12の系譜で詳しく書いています。
乗ってる人のイメージと、年収の考え方
7シリーズに乗っている人と聞くと、会社の経営者や役員をイメージする方が多いはずです。実際、後ろの席を重視した作りなので、運転手付きで使われる場面に向いています。
一方で、自分で運転するのが好きで選ぶ人もいます。M Sportのようなスポーティな見た目のグレードが用意されているのも、そうした人を意識しているからなんです。
会社の車として後ろに乗る人、家族を乗せて長距離を走る人、自分で運転を楽しみたい人と、選ぶ理由は人それぞれです。「乗っている人はこういうタイプ」と決めつけられる車ではありません。
では、年収はどれくらい必要なのでしょうか。ここは数字で見るのが分かりやすいです。
まず、車両本体が1,666万円からです。これに税金・保険料・登録費用などが加わります。
| 毎年かかるお金の例(2019年10月以降登録) | 740i/740d xDrive | i7 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 年50,000円 | 年25,000円 |
| 燃料 | 740iはハイオク、740dは軽油(タンク74L) | 電気(充電) |
| 自動車重量税の区分 | 2.0t超2.5t以下 | 2.5t超3.0t以下 |
| 新車保証 | BMW CARE(3年・走行距離無制限) | 同左 |
これに任意保険、駐車場代、タイヤ交換などが加わります。全幅1,950mmの車なので、置ける駐車場が限られて駐車場代が上がる場合もありますよね。
年収の何割までを車に使うべきか、という目安はよく話題になります。ただ、貯金の額やローンの組み方、法人で持つかどうかで答えはまったく変わります。
- 車両価格に加えて、税金・保険・駐車場で年にいくらかかるか
- 3年後・5年後に手放す時、いくら残りそうか
- 保証が切れた後の修理費を用意できるか
- 置ける駐車場があるか(全長5,390mm・全幅1,950mm)
年間の維持費の内訳は7シリーズの維持費は年間いくら?、手放す時の考え方は7シリーズのリセールと買取相場で詳しく見られます。新車で買う時の総額を抑える考え方は7シリーズの値引き相場と交渉の順番が参考になります。
会社の車として持つ人も多い
7シリーズは、個人ではなく会社の名義で持たれることも多い車です。役員の送迎や来客の対応など、後ろの席に人を乗せる使い方に合っているからなんです。
この場合、「本人の年収」と「車を持てるかどうか」は別の話になります。年収だけで乗っている人を想像すると、実際とずれることもありますよね。
中古なら、また違った考え方になる
『新車は無理でも、中古なら』と考える方もいるはずです。中古の7シリーズは新車よりかなり安い値段で並んでいることがあります。
ただ、税金や燃料代は新車でも中古でも基本的に同じです。車両価格が下がっても、維持にかかるお金はあまり変わらない点は覚えておきましょう。
中古の選び方は7シリーズの中古車の選び方で詳しくまとめています。
タクシー・ハイヤーで使われるのはなぜ?
『7シリーズのタクシーなんてあるの?』と驚く方もいるかもしれません。実は、BMW i7をハイヤーやタクシーとして使っている会社があるんです。
報道によると、京都MKと東京MKは2022年12月から、i7を貸切専門のハイヤーとして順次走らせています。台数は京都MKがi7を10台、東京MKがi7を20台と伝えられました。
さらに名古屋MKは2025年4月に、i7をタクシー2台・ハイヤー2台の計4台導入したと報じられています。
| 報道された導入例 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 京都MK | 2022年12月から順次 | i7 10台をハイヤーとして導入 |
| 東京MK | 2022年12月から順次 | i7 20台をハイヤーとして導入 |
| 名古屋MK | 2025年4月 | i7 4台(タクシー2台・ハイヤー2台) |
使われる理由として、よく挙げられるのは次のような点です。
- 電気自動車なので走行中がとても静か
- 後ろの席が広く、乗り心地を重視した作り
- エア・サスペンションが標準で、揺れが少ない
- 排ガスを出さないので、環境への取り組みとして説明しやすい
例えば、こんな会話が想像しやすいですよね。
「出張の帰りに乗ったら、すごく静かでした」
「電気自動車の高級セダンなので、エンジン音がしないんですよ」
もちろん、乗った人の感じ方はそれぞれです。ただ、静かさと後席の快適さが、ハイヤーという使い方に合っているのは確かです。
i7の航続距離や充電のことはBMW i7は7シリーズの電気自動車、後ろの席の装備は7シリーズの後部座席で詳しく書いています。
「売れてない」と言われるのは本当?
ネットで『7シリーズって売れてないの?』という声を見かけることがあります。結論から言うと、そう言われる背景はありますが、台数の比較で断定するのは難しいです。
車種ごとの細かい販売台数は、メーカーからまとまった形で公表されていません。そのため「何台売れた」という数字で比べにくいんです。
- BMWのフラッグシップとして、いつの時代も設定され続けている
- 電気自動車のi7をラインアップに加えた
- ハイヤー会社がまとまった台数を導入した例がある
- 1,600万円を超える価格で、買える人が限られる
- 同じ価格帯でSUVのX7を選ぶ人も多い
- 現行G70のデザインは好みが分かれる
大きなセダン全体が、SUVに押されているという話はよく聞かれますよね。7シリーズに限らず、高級セダンを選ぶ人そのものが少なくなっていると言われます。
現行型のデザインについては7シリーズ現行G70の特徴、SUVとの違いは5シリーズ・8シリーズ・X7との違いで比べています。
7シリーズを選ぶ人が重視していること
ここまでを踏まえると、7シリーズを選ぶ人が大事にしているのは「後ろの席の快適さ」と「静かさ」が中心だと分かります。
全車にエア・サスペンションと後輪操舵が付き、i7では電気自動車ならではの静けさが加わります。運転する人より、乗せてもらう人のことを考えた車と言えそうです。
後席の広さ、標準装備の多さ、静かさが7シリーズの強みです。一方で、価格・サイズ・維持費は人を選ぶので、自分の使い方に合うかを数字で確かめておきましょう。
実際に乗っている人の声の傾向は、7シリーズの口コミ・評判まとめで良い点と気になる点に分けて紹介しています。
よくある質問
BMW 7シリーズに乗るには年収はいくら必要ですか?
決まった線はありません。新車は1,666万円から(2025年11月以降生産・税込)で、税金・保険・駐車場代が別にかかります。貯金やローン、法人で持つかどうかで必要な余裕は変わります。
7シリーズの読み方は?
「セブンシリーズ」と呼ぶ人も「ななシリーズ」と呼ぶ人もいます。どちらでも通じます。
7シリーズで最高級のモデルはどれですか?
日本の現行ラインアップでは、電気自動車のi7 M70 xDrive(2,284万円・システム659ps)が最上級です。エグゼクティブ・ラウンジ・シートが標準で付きます。
タクシーで7シリーズに乗れますか?
報道では、京都MK・東京MKがi7をハイヤーとして導入し、名古屋MKはタクシーとハイヤーで計4台を導入しています。利用できる地域やサービスは各社の案内で確かめてください。
7シリーズとほかのBMWの違いは何ですか?
7シリーズはBMWのいちばん上に位置するセダンで、後ろの席の快適さを強く意識しています。現行G70は全車がホイールベース3,215mmで、エア・サスペンションと後輪操舵が標準です。
7シリーズは売れていないのですか?
車種ごとの細かい販売台数は公表されておらず、台数での断定は難しいです。価格の高さやSUV人気から、そう言われることがあります。
まとめ
- 7シリーズはBMWのいちばん上のセダンで、現行は7代目G70
- 新車価格は1,666万〜2,284万円(2025年11月以降生産・税込)
- 最上級はi7 M70 xDriveで、エグゼクティブ・ラウンジ・シートが標準
- 乗るのに必要な年収に決まった線はなく、維持費まで数字で見るのが大事
- i7は静かさと後席の快適さから、ハイヤーやタクシーにも使われている
- 「売れてない」と言われるのは、価格の高さとSUV人気が背景





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