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7シリーズを検討していると、気になるのは後ろの席ですよね。『家族や取引先を乗せるなら、どこまで装備を付ければいい?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、現行7シリーズ(G70)は自動ドア・後席ヒーター・サンシェードが全モデル標準です。天井から降りてくる31.3インチのシアター・スクリーンと、背もたれを大きく倒せるエグゼクティブ・ラウンジ・シートはオプションです。両方付けると合計170万円ほど上乗せになります。
この記事では、後席の標準装備、オプションの値段と組み合わせ方、i7の後席の違いを順に見ていきます。
7シリーズの後部座席には何が付いている?
標準でも、自動で開閉するドア、後席のシート・ヒーティング、横窓のブラインド、4ゾーンのエアコンが付きます。「後ろに人を乗せる車」としての基本は、オプション無しでも揃っています。
まずは後席に関わる装備を、標準とオプションに分けておきます。公式価格表(2025年11月版)の記載です。
| 装備 | 扱い | 価格(税込) |
|---|---|---|
| オートマチック・ドア/ソフト・クローズ・ドア | 標準 | 0円 |
| シート・ヒーティング(フロント&リヤ) | 標準 | 0円 |
| リヤ・サイド・ウインドー・ローラー・ブラインド | 標準 | 0円 |
| 4ゾーン・オートマチック・エアコン | 標準 | 0円 |
| リヤ・シート・エンターテインメント・エクスペリエンス(31.3インチ BMWシアター・スクリーン) | オプション | 797,000円 |
| リヤ・コンフォート・パッケージ | オプション | 572,000円 |
| エグゼクティブ・ラウンジ・シート | オプション(i7 M70 xDriveは標準) | 339,000円 |
| Bowers & Wilkins ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム | オプション | 915,000円 |
標準のままでも、後席の快適さは十分に高い水準です。オプションは「映像」「くつろぎ」「音」のどれを足すか、という考え方になるんですよね。
シアター・スクリーン(後席モニター)はどんなもの?
後席の天井から31.3インチの大画面が降りてくる装備です。Amazon Fire TVを搭載していて、正式名は「リヤ・シート・エンターテインメント・エクスペリエンス」。価格は797,000円です。
先代までの7シリーズは、前席の背もたれに付く後席モニターが一般的でした。現行は、映画館のように天井から1枚の大きな画面が降りてくる形に変わったんです。
Amazon Fire TVを搭載しているので、動画配信サービスを車内で楽しめます。移動中に会議の資料動画を見たり、子どもが映画を見たりと、使い方は人それぞれですよね。
例えばこんな使い方の相談があります。
「長距離の移動が多いんですが、後ろで動画を見られると助かりますか?」
「大画面なので、後席の過ごし方はかなり変わりますよ」
画面が降りている間は、ルーム・ミラーでの後方の見え方が変わることがあります。運転する人も一緒に、展示車や試乗車で画面を出した状態を確かめておきましょう。動画を見るには通信の環境も必要です。
79.7万円は小さくない金額です。『後ろに人を乗せるのは月に数回』という方は、無くても困らない装備かもしれません。

エグゼクティブ・ラウンジ・シートとリヤ・コンフォート・パッケージの関係は?
ここは少しややこしいところなんです。エグゼクティブ・ラウンジ・シート(339,000円)は、単独では付けられず、リヤ・コンフォート・パッケージ(572,000円)との組み合わせのみになります。
| 組み合わせ | 合計の追加費用(税込) |
|---|---|
| リヤ・コンフォート・パッケージのみ | 572,000円 |
| リヤ・コンフォート・パッケージ+エグゼクティブ・ラウンジ・シート | 911,000円 |
| 上の2つ+シアター・スクリーン | 1,708,000円 |
| i7 M70 xDrive(エグゼクティブ・ラウンジ・シート標準) | シアター・スクリーンを足すかどうかで判断 |
公式価格表(2025年11月版)の価格をもとに足し算した金額です。モデルによって標準装備の割り当てが違う場合があるので、見積もりで確かめておきましょう。
リヤ・コンフォート・パッケージの中身
リヤ・コンフォート・パッケージの中身は次の4つです。
- 後席のアクティブ・ベンチレーション(送風)
- 後席のマルチファンクション・シート
- 後席のリラクゼーション機能
- エグゼクティブ・ラウンジ・リヤ・コンソール
「マッサージ機能は付く?」とよく聞かれますが、後席のリラクゼーション機能はこのパッケージの中なんです。標準のリラクゼーション機能は前席だけなので、後席で使いたいならパッケージが必要になります。
エグゼクティブ・ラウンジ・シートで何が変わる?
エグゼクティブ・ラウンジ・シートは、後席の片側を大きくリクライニングさせ、足を伸ばしてくつろげる姿勢を取れるようにする装備です。
ヘッドレストの形やクッションの細かな仕様、倒せる角度はモデルや年式で違う場合があります。実際に座って、自分の体に合うか確かめてみてください。
マルチファンクション・シート(リヤ)を付けると、車両重量は740iで2,120kgから2,160kgに、i7 xDrive60で2,690kgから2,730kgになります(公式主要諸元)。後席の装備が増える分、40kg重くなる計算です。
自動ドア・サンシェード・エアコンは実際どう?
自動ドア(オートマチック・ドア)
現行7シリーズは、全モデルでドアが自動で開閉します。後席の人が重いドアを自分で閉めなくていいのは、送迎ではかなりありがたいんですよね。
ただ、狭い駐車場では、壁や隣の車との距離を考えて開く必要があります。センサーで障害物を見ながら動く作りですが、最後は人の目で確かめるのが安心です。
サンシェード(ローラー・ブラインド)
後席の横窓には、ローラー・ブラインドが全モデル標準です。日差しを遮るだけでなく、外からの視線を和らげたい時にも役立ちます。
窓ガラスもサンプロテクション・ガラスとクライメート・コンフォート・ガラスが標準で、夏の車内の暑さを抑える作りになっています。
エアコンとシート・ヒーティング
エアコンは4ゾーンで、後席の左右でも温度を分けられます。シート・ヒーティングも後席まで標準なので、冬の送迎で寒い思いをさせずに済みます。
- 自分の体格で足元と頭上に余裕があるか座ってみる
- 後席から空調やシートを操作する方法を試してみる
- 自動ドアの開き方を、自宅の駐車場の広さに当てはめて考える
- シアター・スクリーンを出した時の見え方を、前後の席で確かめる
操作画面やiDriveの扱い方は7シリーズのiDrive・ナビ・メーターの使い方で詳しく見ています。
BMW i7の後部座席は740iと違う?
『電気自動車のi7だと、後ろの床が高くなったりしない?』と気になる方もいるはずです。
実は、ボディの寸法は740i・740d xDrive・i7で同じです。全長5,390mm、全幅1,950mm、全高1,545mm、ホイールベース3,215mm(公式主要諸元)になります。
| 比べる点 | 740i/740d xDrive | i7 xDrive60 | i7 M70 xDrive |
|---|---|---|---|
| ホイールベース | 3,215mm | 3,215mm | 3,215mm |
| 最低地上高 | 147mm | 136mm | 136mm |
| トランク容量 | 540L | 500L | 500L |
| エグゼクティブ・ラウンジ・シート | オプション | オプション | 標準 |
| 価格(税込) | 16,660,000円 | 18,280,000円 | 22,840,000円 |
価格は2025年11月以降生産車両のメーカー希望小売価格(BMW公式価格表)。740i・740d xDriveは2026年6月で生産を終え、在庫車の販売のみです。
違いが出やすいのは、トランクの広さと静かさです。i7はエンジンが無い分、後席で音楽や会話を楽しみやすいと言われます。
一方で、B&Wのスピーカーの数はi7が1つ少なく、標準で17個(740i・740dは18個)です。気にするほどの差ではないと感じる方が多いと思います。
先代とどう違う?後席のタブレットやロングの話
先代G11/G12には、後席でエアコンやシートなどを操作できる取り外し式のタブレットが用意されていました。中古で先代を見ている方は、その装備が付いているか、動くかを確かめておきましょう。
また、先代にはロング・ボディ(G12・740Liなど)がありましたが、現行G70にロングと標準の作り分けはありません。公式も、全モデルがいわゆるロング・ホイールベース仕様だと説明しています。
ロングとの違いは7シリーズのロング(Li)と現行の扱いで詳しく見ています。後席の乗り心地についてはエアサスと後輪操舵の乗り心地が参考になります。
後席の装備は、オプションの有無で中身が大きく違います。中古の場合は、車両の装備一覧をもらって、シアター・スクリーンやリヤ・コンフォート・パッケージが付いているか確かめておきましょう。電動で動く部分は、実際に全部動かしてみるのが安心です。

後席の装備はどこまで付けるべき?
ここが一番悩むところですよね。使い方ごとに分けると、選びやすくなります。
- 後ろに人を乗せる頻度と、誰を乗せるかを考える
- 長距離の移動が多いならシアター・スクリーンを候補にする
- 後席で休みたい人がいるならリヤ・コンフォート・パッケージを優先する
- 本格的に後席で過ごすならエグゼクティブ・ラウンジ・シートかi7 M70 xDriveを比べる
- 在庫車は付いているオプションの一覧をもらって比べる
オプションを積み上げると、本体の1,666万円が一気に1,800万円台になります。
後席を含む内装全体の雰囲気は7シリーズの内装とB&Wの質感で見られます。オプション全体の選び方は7シリーズのオプションは何を付ける?も読んでみてください。
新車で買うなら、オプションを決めた段階で見積もりを取ると交渉がしやすくなります。7シリーズの値引き相場と限界額も先に読んでおきましょう。
よくある質問
BMW 7シリーズの後席モニターはいくらですか?
31.3インチのBMWシアター・スクリーン(Amazon Fire TV搭載)は、リヤ・シート・エンターテインメント・エクスペリエンスとして797,000円のオプションです。
後部座席はリクライニングできますか?
大きく倒したいなら、エグゼクティブ・ラウンジ・シート(339,000円)が必要です。リヤ・コンフォート・パッケージ(572,000円)との組み合わせのみで、i7 M70 xDriveは標準です。
後席のマッサージ機能は付いていますか?
後席のリラクゼーション機能は、リヤ・コンフォート・パッケージに含まれます。標準のリラクゼーション機能は前席だけです。
自動ドアは全モデルに付いていますか?
はい、オートマチック・ドアとソフト・クローズ・ドアは全モデル標準です。
後席のサンシェードは標準ですか?
はい、リヤ・サイド・ウインドー・ローラー・ブラインドは全モデル標準です。
まとめ
- 自動ドア・後席ヒーター・ブラインド・4ゾーン・エアコンは全モデル標準
- シアター・スクリーン(31.3インチ・Amazon Fire TV)は797,000円
- エグゼクティブ・ラウンジ・シートはリヤ・コンフォート・パッケージとセットで計911,000円、M70は標準
- 後席のマッサージ(リラクゼーション)はリヤ・コンフォート・パッケージに含まれる
- 現行はロングと標準の作り分けが無く、全モデルホイールベース3,215mm





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