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1,666万円の車を買うと決めた後で、ふと『毎年いくら出ていくんだろう』と不安になりますよね。
結論から言うと、7シリーズの維持費で大きいのは「保険料」と「燃料代」、そして年式が古くなってからの「修理費」です。自動車税は740i・740dで年50,000円、BMW i7なら年25,000円と、意外と差がはっきりしています。
ここでは、税金・保険・燃料・車検とタイヤまでを分けて、どこで差が出るのかを見ていきます。
BMW 7シリーズの維持費はどこにお金がかかる?
毎年かかるのは「自動車税」「任意保険」「燃料代(i7は電気代)」です。2年ごとに「車検と重量税」、数年ごとに「タイヤ」が来ます。新車から3年はBMW CAREの範囲が広いので、修理費は抑えやすい時期です。
維持費と聞くと、税金だけを思い浮かべる方も多いはずです。
ただ、7シリーズの場合は税金よりも、保険料と燃料代のほうが金額は大きくなりがちです。
まずは費目ごとに「いつ」「何で金額が決まるか」を並べてみます。
| 費目 | 払う時期 | 金額を決めるもの | 7シリーズで気をつける点 |
|---|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 毎年 | 総排気量(EVは最小区分) | 740i・740dは年50,000円、i7は年25,000円 |
| 自動車重量税 | 新車登録時と車検ごと | 車両重量 | 740i・740dは2.0t超2.5t以下、i7は2.5t超3.0t以下の区分 |
| 自賠責保険 | 新車登録時と車検ごと | 保険期間 | 車種による差はほぼない |
| 任意保険 | 毎年 | 年齢・等級・車両保険の金額 | 車両価格が高いので車両保険が大きい |
| 燃料代・電気代 | 走るたび | 燃費・電費と走行距離 | 740iはハイオク、740dは軽油、i7は電気 |
| 車検・点検 | 2年ごと(新車は3年目) | 交換する部品の量 | 新車3年はBMWサービス・インクルーシブがある |
| タイヤ | 数年ごと | サイズとブランド | 全車20インチ以上・前後で別サイズ |
| 駐車場 | 毎月 | 地域と区画の大きさ | 全長5,390mm・全幅1,950mmが入る区画 |
駐車場代は住んでいる場所でまったく違うので、ここでは数字を出しません。
ただ、全幅1,950mmは機械式駐車場の制限に引っかかりやすいサイズです。区画選びは7シリーズのサイズと機械式駐車場で確かめておきましょう。
7シリーズの税金は?自動車税と重量税の区分
自動車税(種別割)は、740i(2,997cc)と740d xDrive(2,992cc)が「2.5L超3.0L以下」で年50,000円です。電気自動車のBMW i7は「1L以下」の区分で年25,000円になります。
『7シリーズって税金が高そう』と思われがちですが、実は排気量は3.0Lに収まっています。
昔のV8やV12の7シリーズとは、ここが大きく違うところです。
| モデル(現行G70) | 総排気量 | 自動車税(年額) | 重量税の重量区分 | 車両重量(公式諸元) |
|---|---|---|---|---|
| 740i | 2,997cc | 50,000円 | 2.0t超2.5t以下 | 2,120kg |
| 740d xDrive | 2,992cc | 50,000円 | 2.0t超2.5t以下 | 2,230kg |
| i7 xDrive60 | 電気モーター | 25,000円 | 2.5t超3.0t以下 | 2,690kg |
| i7 M70 xDrive | 電気モーター | 25,000円 | 2.5t超3.0t以下 | 2,760kg |

自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。車両重量はリヤのマルチファンクション・シート装備車だと40kg重くなりますが、区分は変わりません。
重量税は区分によって金額が決まり、エコカー減税の対象かどうかでも変わります。具体額は登録時期で変わるので、見積書の「法定費用」の欄で確かめるのが確実です。
i7や740dに環境性能割・グリーン化特例・補助金がどう効くかは、年度ごとに条件が変わります。この記事では具体額を書いていません。購入前の見積もりで確認してみてください。
7シリーズの保険料はなぜ高くなりやすい?
保険料が上がりやすい理由は、車両保険の金額が大きいからです。新車価格は740i・740dが1,666万円、i7が1,828万〜2,284万円(2025年11月以降生産車・メーカー希望小売価格・税込)なので、同じ条件でも車両保険の部分が重くなります。
保険料は、年齢や等級、使い方でまったく変わります。だから「7シリーズは年何万円」と1つの数字で言うことはできません。
ここでは、見積もりを取る時に金額が動くポイントを並べておきます。
- 車両保険の金額を、買った価格に合わせて決める
- 車両保険を「一般型」にするか「限定型」にするか選ぶ
- 免責金額(自己負担額)をいくらにするか決める
- 運転する人の範囲と年齢条件を絞る
- 使い道(日常・レジャー/通勤/業務)を正しく申告する
- 弁護士費用や代車の特約が要るかを考える
『車両保険を外せば安くなる?』と考える方もいますよね。
確かに保険料は大きく下がります。ただ、7シリーズはヘッドライトやグリル、センサー類の部品代が高い車です。軽い接触でも修理代がふくらむことがあるので、外すかどうかは慎重に決めたいところです。
例えばこんな相談がよくあります。
「車両保険の免責を10万円にしたら、どのくらい下がりますか」
「保険会社によって違うので、免責0円と10万円の2パターンで見積もりを並べてみましょう」
こうして条件を変えた見積もりを2〜3社で並べるのが、いちばん早い比べ方です。
燃料代と電気代は?740i・740d・i7で比べる
カタログ燃費(WLTCモード)は740iが12.8km/L、740d xDriveが14.7km/Lです。i7 xDrive60の電力消費率は184Wh/km、i7 M70 xDriveは212Wh/kmです。年1万km走ると、使う燃料と電気の量はこれだけ違います。
燃料代は、単価と走る距離で決まります。単価は時期と地域で動くので、ここでは「使う量」を出しておきますね。
| モデル | カタログ値(WLTC・公式諸元) | 燃料・電気 | 年1万kmで使う量(計算値) |
|---|---|---|---|
| 740i | 12.8km/L | ハイオク | 約781L |
| 740d xDrive | 14.7km/L | 軽油 | 約680L |
| i7 xDrive60 | 184Wh/km | 電気 | 約1,840kWh |
| i7 M70 xDrive | 212Wh/km | 電気 | 約2,120kWh |

この量に、自分が払っている単価をかければ年間の目安になります。
例えば、ハイオクが仮に1Lあたり180円なら、740iは年に約14万円です。軽油が仮に1Lあたり160円なら、740dは年に約11万円になります。
ただ、これはカタログ値で計算した数字です。街乗りが多いと、実際の燃費はもっと下がります。740iの市街地モードは8.8km/Lなので、渋滞の多い使い方では使う量が増えると考えておきましょう。
i7は自宅で充電できるかどうかで、電気代の感覚が大きく変わります。燃費・電費の細かい話は7シリーズの実燃費とハイオク・タンク容量にまとめています。
車検とメンテナンスはいくら?新車3年とその後
新車にはBMW CARE(新車保証3年・走行距離無制限、BMWサービス・インクルーシブ3年)が無償で付きます。最初の3年は、点検や消耗品の交換費用が抑えやすい時期です。気をつけたいのは、保証が切れた後の車検です。
新車の最初の車検は3年目、その後は2年ごとです。
車検でかかるお金は、大きく「法定費用」と「整備費用」に分かれます。
| 車検の費用 | 中身 | 7シリーズで変わる点 |
|---|---|---|
| 法定費用 | 重量税・自賠責保険・印紙代 | 重量税は車両重量の区分で決まる |
| 点検・検査の基本料 | 24か月点検と検査の手数料 | 依頼先で差が出る |
| 部品交換 | ブレーキ・オイル・フィルター・ワイパー等 | 輸入車の純正部品は国産車より高めになりやすい |
| 追加修理 | エアサスや電装品の不具合など | 年式が古いほど出やすい |
『車検って毎回いくらぐらい?』という質問はよく見かけます。
正直に言うと、整備費用は交換する部品で大きく変わります。何も交換しない回と、ブレーキやエアサスに手が入る回では、桁が違うこともあるんです。
保証が切れてから、エア・サスペンションや電装品の修理が重なって出費が増えるケースがあります。中古で年式の古い7シリーズを買う時は、延長保証(BMW CARE GOLD/PLATINUMなど)や整備記録の有無も見ておきましょう。
よくある故障と修理費の目安は7シリーズは壊れやすい?よくある故障と修理費、エアサスの話はエアサス故障の症状と修理費用で詳しく見ています。
タイヤとオイル交換も維持費に入れておく
7シリーズの標準タイヤは、740i・740d・i7 xDrive60が前255/45R20・後285/40R20、i7 M70 xDriveが前255/40R21・後285/35R21です。大きいサイズなので、交換時はまとまった出費になります。
タイヤは「毎年」ではないので、維持費の計算から抜けやすい費目です。
ただ、20インチ・21インチで前後のサイズが違う7シリーズは、4本替えると大きな金額になることも。数年に1回の出費として、年に割って積み立てておくと慌てずに済みます。
| 項目 | 740i/740d xDrive | i7 xDrive60 | i7 M70 xDrive |
|---|---|---|---|
| 標準タイヤ(前) | 255/45R20 | 255/45R20 | 255/40R21 |
| 標準タイヤ(後) | 285/40R20 | 285/40R20 | 285/35R21 |
| エンジンオイル交換 | あり | なし(電気自動車) | なし(電気自動車) |
| 燃料タンク | 74L | なし | なし |
エンジンオイルの交換は、エンジンを積む740iと740dだけの費用です。i7にはエンジンが無いので、この出費はかかりません。
タイヤの選び方やスタッドレスの考え方は7シリーズのタイヤサイズと交換費用、オイルの時期と量の確かめ方は7シリーズのオイル交換の時期とリセットにまとめました。
維持費を抑えたい人はどう選ぶ?
税金だけを見るとi7が有利です。長い距離を走るなら燃費のよい740d xDrive、走行距離が短くて自宅で充電できるならi7、という選び方が分かりやすいです。
『結局どれがいちばん安く持てるの?』と気になりますよね。
ここでは、使い方ごとに維持費のかかり方を並べてみます。
- i7は自動車税が年25,000円で、エンジンオイル交換が無い
- 740d xDriveはWLTC14.7km/Lで、長距離の燃料代を抑えやすい
- 新車から3年はBMW CAREで保証とメンテナンスが付く
- i7は車両価格が高く、車両保険が大きくなりやすい
- 740iはハイオクで、街乗り中心だと燃料代がかさむ
- 保証が切れた後は、修理費がまとまって来ることがある
もう1つ、見落としがちなのが「手放す時の値段」です。
維持費を払い続けるより、残り価値が高いうちに乗り換えたほうがトータルで得になることもあります。年式ごとの下がり方は7シリーズのリセールと買取相場で確かめられます。
今乗っている車の下取りが安く出されていないか気になる方は、買い替えの前に一度、相場を調べておくと話が早いです。
BMW 7シリーズ買いたいドットコム
BMW 7シリーズの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、BMW 7シリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
購入時の値引き交渉の順番は7シリーズの値引き相場と限界額で詳しく書いています。
よくある質問
BMW 7シリーズの自動車税はいくらですか?
2019年10月1日以降に新規登録した自家用車の場合、740iと740d xDriveは年50,000円です。電気自動車のBMW i7は年25,000円です。
7シリーズの保険料は年いくらですか?
年齢や等級、車両保険の条件で大きく変わるため、1つの金額では言えません。車両価格が高い分、車両保険の部分が大きくなりやすいので、条件を変えて複数社で見積もりを比べてみてください。
740iと740d xDriveではどちらが維持費が安いですか?
自動車税は同じ年50,000円です。燃費は740d xDriveが14.7km/L、740iが12.8km/L(WLTC)で、740dは軽油なので、長距離を走るほど740dが有利になりやすいです。
新車の最初の3年はメンテナンス費用がかかりませんか?
新車にはBMW CAREが無償で付き、新車保証3年とBMWサービス・インクルーシブ3年が含まれます。対象になる作業は契約内容で決まるので、納車時に範囲を確かめておきましょう。
中古の7シリーズは維持費が高いですか?
税金や保険は新車より軽くなることもありますが、保証が切れた年式では修理費が出やすくなります。整備記録と延長保証の有無を見て選ぶのがおすすめです。
まとめ
- 自動車税は740i・740d xDriveが年50,000円、BMW i7が年25,000円
- 重量税の区分は740i・740dが2.0t超2.5t以下、i7が2.5t超3.0t以下
- 保険料は車両保険の金額で大きく動くので、条件を変えて見積もりを比べる
- 年1万km走ると、740iは約781L、740dは約680L、i7 xDrive60は約1,840kWhを使う
- 新車3年はBMW CAREがあり、保証が切れた後の修理費に備えておく





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