BMW 7シリーズのナビ・iDrive・メーターの使い方とCarPlay

湾曲した大型ディスプレイにナビが映る高級セダンの運転席

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7シリーズの運転席に座ると、まず目に入るのが横に長い大きな画面ですよね。『ボタンが少ないけど、ナビやテレビはどこで操作するの?』と戸惑う方も多いはずです。

結論から言うと、現行7シリーズ(G70)はナビもメーターも1枚につながったカーブド・ディスプレイに全モデル標準で入っています。後席の31.3インチ・スクリーンだけが797,000円のオプションです。

この記事では、画面ごとの役割と操作の仕方、テレビやCarPlay、電源まわりの気になる点を順に見ていきます。

目次

7シリーズのナビとメーターはどんな画面?

先に結論

運転席の前にあるのは「BMWカーブド・ディスプレイ」です。12.3インチのメーターと14.9インチのコントロール・ディスプレイが1枚のガラスでつながった形で、ナビもここに表示されます。

公式価格表では、この一式を「BMWライブ・コックピット・プロフェッショナル」と呼んでいます。現行の740i、740d xDrive、i7のどれを選んでも標準装備です。

まずは画面まわりの装備を、標準とオプションに分けておきます。数字は公式価格表(2025年11月以降生産車両・税込)の記載です。

画面・装備大きさ・内容扱い価格
メーター(インフォメーション・ディスプレイ)12.3インチ全モデル標準0円
コントロール・ディスプレイ(ナビ・設定)14.9インチ全モデル標準0円
BMWヘッドアップ・ディスプレイフロントガラスに投影全モデル標準0円
BMWインタラクション・バーダッシュボードを横断する光るパネル全モデル標準0円
地上デジタルTVチューナー前席の画面で視聴全モデル標準0円
BMWシアター・スクリーン(後席)31.3インチ・Amazon Fire TV搭載オプション797,000円

ナビは後付けではなく、最初から車の一部として組み込まれています。『ナビをオプションで付け忘れたら困る』という心配は、7シリーズではいらないんです。

BMW 7シリーズの前席と後席の画面の大きさと役割を並べた図解

iDriveの操作はどうやるの?

先に結論

操作は「タッチ」「センター・コンソールのダイヤル」「声」の3通りです。運転中はダイヤルか声、止まっている時はタッチ、と使い分けると迷いにくいですよ。

iDriveは、BMWの画面操作の仕組みの名前です。7シリーズではタッチ操作に対応した大きな画面と、手元のダイヤル(コントローラー)を組み合わせて使います。

ただ、画面の階層が深いので、最初は目的の設定までたどり着くのに時間がかかることも。よく使う機能は、ホーム画面にショートカットとして置いておくと楽になります。

納車後すぐにやっておきたい設定
  1. ドライバー・プロフィールを作り、シート位置やミラーを記憶させる
  2. よく使うナビの目的地(自宅・会社)を登録しておく
  3. スマートフォンをBluetoothでつないでおく
  4. ヘッドアップ・ディスプレイの表示位置を目の高さに合わせる
  5. 画面の明るさとインタラクション・バーの色を好みに変える

声で操作する時は「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を使います。全モデル標準で、話しかけるとナビの目的地やエアコンの温度などを変えられます。

例えばこんなやり取りです。

「ちょっと寒いんだけど」
「温度を上げますね」

こうした言い方でも通じる設計なので、ボタンを探すより早いこともあるんですよね。

ナビの地図や更新はどうなっている?

BMW 7シリーズのナビがeSIM通信とARビューで地図更新や案内を行う様子を示した図解
先に結論

ナビは標準装備で、パーソナルeSIMで車そのものが通信できます。ARビューという、前方カメラの映像に矢印を重ねる案内も付いています。

ARビューは、交差点の手前で実際の景色に曲がる方向を重ねて見せてくれる機能です。複雑な交差点で『どの道に入ればいいの?』と迷う場面で役に立ちます。

車にeSIMが入っているので、スマートフォンをつながなくても車が通信できます。地図の更新や交通情報の受け取りもこの通信を使う仕組みです。

通信サービスの条件について

車の通信サービスには、無償で使える期間や、期間後の更新の条件があります。年数や料金は時期で変わるので、購入時にBMW正規ディーラーで確かめておくのが確実です。

中古の7シリーズを買う時は、この通信サービスの契約が引き継げるかも確認しておきましょう。前のオーナーの登録が残っていると、使えない機能が出ることがあります。

テレビとCarPlay、スマホとのつなぎ方は?

先に結論

地上デジタルTVチューナーは全モデル標準です。スマートフォンとの連携はApple CarPlayなどに対応していますが、つなぎ方の細かい仕様はソフトの更新で変わることがあります。

『740iでCarPlayは使えるの?』という質問はよく聞きます。現行の7シリーズはApple CarPlayに対応しているので、iPhoneの地図アプリや音楽アプリを画面に映せます。

ただ、純正ナビの方が画面の大きさを活かした表示になり、ヘッドアップ・ディスプレイやメーターとも連動します。普段は純正ナビ、音楽はCarPlay、と使い分ける方も多いはずです。

テレビは、走行中は安全のために映像が映らない仕様が一般的です。停車中や、後席のシアター・スクリーンで楽しむもの、と考えておくといいですよ。

スマホ連携でつまずきやすい点
  • iPhoneのOSと車のソフトの両方が新しいか確かめる
  • 一度つないだ機器が多いと、切り替えに時間がかかることがある
  • CarPlayを使う時は、純正ナビの案内と二重にならないようにする
  • 試乗の時に、自分のスマホで実際につないでみる

ワイヤレス・チャージング(置くだけ充電)も全モデル標準です。スマホを置きっぱなしにしておけば、ナビや音楽を使いながら充電できます。

メーターの表示は変えられる?

先に結論

12.3インチのメーターは液晶なので、表示の内容を切り替えられます。速度や回転計に加えて、ナビの地図や運転支援の状態も映せます。

アナログの針が無いので、最初は物足りなく感じる方もいるかもしれません。ただ、慣れると必要な情報だけを目の前に出せるのが便利なんです。

運転中の視線移動をもっと減らしたいなら、ヘッドアップ・ディスプレイを使いましょう。速度やナビの矢印がフロントガラスに映るので、前を見たまま確認できます。

i7の場合は、メーターに電池の残量や航続できる距離が出ます。ガソリン車の燃料計の代わりになる表示ですね。

表示が多すぎる時は

初期設定のままだと、情報が多くて見づらいと感じることがあります。メーターの表示モードを、シンプルなものに変えてみてください。

音楽やオーディオの操作は?

オーディオも、ナビと同じ画面とダイヤル、声で操作します。スピーカーはBowers & Wilkins サラウンド・サウンド・システム(655W)が全モデル標準です。

740iと740d xDriveは18スピーカー、i7は17スピーカーです(公式価格表)。さらに上を求めるなら、ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム(1965W)が915,000円のオプションで選べます。

『標準のままで音は十分?』と迷う方も多いはずです。まずは標準の音を試乗車で聴いてから、オプションを考えても遅くないですよ!

後席のスクリーン(i7の後席モニター)は付けるべき?

先に結論

後席の31.3インチ・シアター・スクリーンは、740i、740d xDrive、i7のどれでもオプションで797,000円です。i7だけの装備ではありません。

正式な名前は「リヤ・シート・エンターテインメント・エクスペリエンス」です。天井から大きな画面が降りてきて、Amazon Fire TVで動画を楽しめます。

『i7の後席モニターは特別なの?』と思われがちですが、中身は7シリーズ共通のオプションです。後席の使い方を含めた詳しい話は7シリーズの後部座席の記事でまとめています。

項目740i/740d xDrivei7 xDrive60i7 M70 xDrive
カーブド・ディスプレイ標準標準標準
地上デジタルTVチューナー標準標準標準
Bowers & Wilkins サラウンド・サウンド標準(18スピーカー)標準(17スピーカー)標準(17スピーカー)
後席シアター・スクリーン797,000円797,000円797,000円

後ろに人を乗せる機会が月に数回なら、付けなくても困らないことが多いです。逆に、移動中の後席で過ごす時間が長い方には満足度の高い装備ですよ。

電源・鍵・ミラーまわりの疑問

先に結論

鍵は「BMWデジタル・キー・プラス」でスマホを鍵にできます。ルーム・ミラーはETC車載器を内蔵したタイプが標準です。

ディスプレイ・キー(画面付きの鍵)は、先代のG11/G12で話題になった鍵です。現行ではスマホを鍵として使えるデジタル・キー・プラスが全モデル標準になっています。

デジタル・インナー・ミラー(カメラ映像を映すルーム・ミラー)は、公式の標準装備の一覧では確かめられませんでした。標準はETC車載器を内蔵したルーム・ミラーです。

ドライブ・レコーダーも、4方向を撮る「BMWドライブ・レコーダー」が全モデル標準です。後付けの機器をミラーまわりに付けなくて済むのはうれしいところですね。

ACC電源やシガーソケットの位置

エンジンをかけずに電装品だけ使う方法(いわゆるACC電源の状態)や、12Vソケット・USB端子の位置と数は、年式とモデルで違うことがあります。車の取扱説明書で確かめるのが確実です。

i7も同じく、取扱説明書で電源の位置を確認しておきましょう。

内装全体の質感や光の演出については7シリーズの内装の記事で詳しく見ています。

よくある質問

BMW 7シリーズのナビはオプションですか?

いいえ、現行の7シリーズは全モデル標準です。14.9インチのコントロール・ディスプレイにナビが表示されます。

7シリーズでテレビは見られますか?

地上デジタルTVチューナーが全モデル標準です。走行中は安全のため映像が映らない仕様が一般的なので、停車中に楽しむ前提で考えておきましょう。

740iでCarPlayは使えますか?

現行の7シリーズはApple CarPlayに対応しています。つなぎ方はソフトの更新で変わることがあるので、試乗の時に自分のスマホで試してみてください。

i7の後席モニターはいくらですか?

31.3インチのシアター・スクリーンで、価格は797,000円のオプションです。740iや740d xDriveでも同じ価格で選べます。

メーターの画面は何インチですか?

12.3インチです。14.9インチのコントロール・ディスプレイと1枚のガラスでつながった、カーブド・ディスプレイになっています。

後席でも動画は見られますか?

31.3インチのシアター・スクリーン(797,000円のオプション)を付ければ、Amazon Fire TVで動画を楽しめます。付けない場合は、前席の画面でテレビを見る形になります。

7シリーズを買う時の値引きや交渉の順番は、7シリーズの値引き相場の記事で見ておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • ナビとメーターは全モデル標準のカーブド・ディスプレイ(12.3インチ+14.9インチ)
  • 操作はタッチ、ダイヤル、声の3通りで、運転中はダイヤルか声が向いている
  • 地上デジタルTVチューナー、ヘッドアップ・ディスプレイ、ドライブ・レコーダーも標準
  • 後席の31.3インチ・シアター・スクリーンは797,000円のオプション
  • 鍵はスマホを使えるBMWデジタル・キー・プラスが標準
BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 7シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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