BMW 7シリーズのオイル交換の時期・量・リセット方法

BMW 7シリーズのオイル交換を解説する記事のアイキャッチ

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メーターに「エンジンオイル」の表示が出て、『もう交換の時期?』と慌てた方もいますよね。

結論から言うと、7シリーズのオイル交換は「何km走ったら」と決め打ちするより、車が出すサービス表示に合わせるのが基本です。新車から3年はBMWサービス・インクルーシブがあるので、まずはBMW正規ディーラーに相談するのが一番スムーズです。

ここでは、740iと740d xDriveで違う点、オイル量の確かめ方、交換後のリセットまで見ていきます。

目次

BMW 7シリーズのオイル交換はいつする?

先に結論

BMWは走行距離や使われ方から、次のオイル交換の時期を車が計算してメーターや画面に知らせる仕組みです。表示が出たら、早めに予約を入れておきましょう。

国産車だと「5,000kmごと」「半年ごと」のように覚えている方も多いはずです。

BMWの場合は、車がエンジンの使われ方を見ながら交換時期を出してくれます。だから、ドライバーが距離を数えておく必要は、実はあまりないんです。

時期の目安見るところどう動くか
サービス表示が出たメーター・コントロール・ディスプレイ販売店に予約を入れる
残りの期間・距離が少ない車両情報の「サービス」の画面次の点検とまとめて頼む
表示期限を過ぎた期限超過の表示なるべく早く交換する
オイル量の警告が出たオイル量の表示継ぎ足しが必要か販売店に聞く

ただ、短い距離ばかり走る、渋滞が多い、という使い方だとエンジンには負担がかかります。

『表示が出るまで放っておいていいの?』と心配なら、年に1回の点検の時に一緒に見てもらうと安心です。

例えば、こんな使い方はエンジンオイルにとって厳しい条件になりやすいです。

オイルが傷みやすい乗り方
  • 片道数kmの短い移動がほとんど
  • 渋滞の多い街中でのストップ&ゴーが多い
  • 冬場にエンジンが温まる前に止めることが多い
  • 長い期間ほとんど乗らずに置いておく

こうした使い方が多いなら、サービス表示より少し早めに交換しておく、という考え方もあります。どのくらい前倒しにするかは、販売店と相談して決めてみてください。

740iと740d xDriveでオイル交換は違う?

先に結論

740iは直列6気筒ガソリン(B58B30P)、740d xDriveは直列6気筒ディーゼル(B57D30B)です。エンジンが違うので、使うオイルの規格や量も別に考えます。電気自動車のBMW i7にはエンジンオイルの交換がありません。

同じ7シリーズでも、積んでいるエンジンは別物です。まずは公式主要諸元で、エンジンの違いを並べてみます。

モデル(現行G70・公式主要諸元)エンジン型式総排気量燃料エンジンオイル交換
740iB58B30P 直列6気筒ガソリン・ターボ2,997ccハイオクあり
740d xDriveB57D30B 直列6気筒ディーゼル・ターボ2,992cc軽油あり
i7 xDrive60電気モーター前後2基ー電気なし
i7 M70 xDrive電気モーター前後2基ー電気なし
740i・740d xDrive・i7のオイル交換の違いを並べた図解

ディーゼルの740dは、ガソリン車とは違う規格のオイルを指定されることがあります。ガソリン用のオイルをそのまま入れていいとは限らないので、ここは気をつけたいところです。

740dにはアドブルー(尿素水)の補充もあります。オイル交換と同じタイミングで量を見てもらうと、手間が1回で済みます。詳しくは740d xDriveの燃費・軽油・アドブルーの手間で書いています。

7シリーズのオイル量は何リットル?

先に結論

オイル量は、エンジン型式とオイルフィルターを替えるかどうかで変わります。BMWジャパンの公式主要諸元にはオイル量の記載が無いため、この記事では数字を断定しません。取扱説明書か販売店で、自分の車の型式に合わせて確かめるのが確実です。

『740iのオイル量は?』『740dは何リットル?』と調べる方は多いですよね。

ただ、ネット上の数字は世代や年式が混ざっていることがあります。先代のG11・G12や、その前のF01・F02の数字が、現行G70の情報として出ていることも。

オイル量を確かめる時に伝えること
  • 車検証の「型式」(740iは3AA-22EH30、740d xDriveは3CA-22EJ30)
  • 初度登録年月
  • 車台番号
  • オイルフィルターも一緒に替えるかどうか

この4つを伝えれば、販売店でもカー用品店でも、正しい量と規格を出してもらいやすくなります。

『多めに入れておけば安心では?』と思う方もいるかもしれません。

ただ、オイルは入れすぎても足りなくても、エンジンには良くありません。指定の量に合わせることが大事なんです。継ぎ足しの警告が出た時も、量を見ながら少しずつ足すのが基本です。

先代の7シリーズに乗っている方へ

G11・G12やF01・F02は、同じ740iでも積んでいるエンジンが現行と違うことがあります。現行G70の情報をそのまま当てはめず、自分の車の型式と年式で確かめてみてください。世代の見分け方は7シリーズの歴代モデル一覧で紹介しています。

ちなみに、7シリーズにはボンネットを開けて引き抜く「オイルレベルゲージ」が無い車が多く、オイル量は車の画面で確かめる形です。画面の表示方法は年式で違うので、取扱説明書で見ておきましょう。

オイル交換の費用はどこで頼むと安い?

先に結論

新車から3年は、BMWサービス・インクルーシブで定期的なメンテナンスがカバーされます。保証が切れた後は、正規ディーラー・輸入車に強い整備工場・カー用品店で見積もりを比べるのが基本です。

オイル交換の費用は、オイルの規格と量、フィルター代、工賃で決まります。

輸入車の指定オイルは国産車より高めなので、1回あたりの金額も上がりやすいです。ここでは、依頼先ごとの違いを並べておきます。

依頼先良いところ気をつけるところ
BMW正規ディーラー指定オイルと純正フィルター、サービス表示のリセットまで任せられる工賃が高めになりやすい
輸入車に強い整備工場費用を抑えつつ、BMWの作業に慣れている店ごとに技術や設備が違う
カー用品店予約が取りやすく、オイルを選べる指定規格に合うか、リセットができるかを先に聞く
自分で交換工賃がかからない量の確認とリセットに専用の手順が要る

『カー用品店でやってもらって大丈夫?』と迷う方もいますよね。

大丈夫かどうかは、オイルの規格を合わせられるかと、交換後のサービス表示をリセットできるかで決まります。電話で聞く時は、こんなふうに確かめてみてください。

「BMW 740iなんですが、BMWの指定規格のオイルはありますか」
「交換した後、メーターのサービス表示のリセットもお願いできますか」

自分で交換する場合は、廃油の処分や、車を安全に持ち上げる道具も必要になります。7シリーズは車両重量が2,120kg(740i)を超える重い車なので、慣れていない方は無理をしないほうが安心です。

新車保証の期間中は、整備記録を正規ディーラーに残しておくと、後で売る時の説明もしやすくなります。オイル代を含めた年間の出費は7シリーズの維持費の内訳でまとめています。

オイル交換と一緒に見てもらいたいところ

せっかく車を預けるなら、オイル以外もまとめて見てもらうと手間が減ります。

一緒に見てもらうもの740i740d xDrive理由
オイルフィルターありありオイルと一緒に替えることが多い
エアフィルターありあり汚れると燃費や吹け上がりに響く
アドブルー(尿素水)なしありディーゼルの排ガス処理に使う
ブレーキ液ありあり年数で交換時期が来る
ワイパーありあり消耗品で、ついでに替えやすい

『そんなに一度に替えたら高くなるのでは?』と思いますよね。

実は、点検の結果を聞いてから決めても遅くはありません。

全部をその日に替える必要はありません。状態を見てもらって、次に替える時期を教えてもらうだけでも十分です。次の点検でまとめて頼めば、予約の回数も減らせます。

オイル交換後のリセット方法は?

先に結論

オイルを交換したら、車のサービス表示(次の交換時期のカウント)をリセットします。正規ディーラーなら作業の中でやってくれますが、他で交換した時は、リセットまで頼んだかを確かめておきましょう。

リセットをしないと、交換したのにメーターの表示が消えない、ということが起きます。

逆に、交換していないのにリセットだけすると、次の交換時期がずれてしまいます。ここは間違えたくないところです。

7シリーズのオイル交換の予約からサービス表示のリセットまでの流れを示した図解
オイル交換後のリセットの流れ(目安)
  1. 車を止め、電源を入れた状態にする
  2. コントロール・ディスプレイで車両情報の「サービス」の画面を開く
  3. エンジンオイルの項目を選ぶ
  4. リセット(サービスの完了)を選んで確定する
  5. 次の交換時期の表示が更新されたかを確かめる

メニューの名前や順番は、ソフトウェアの更新や年式で変わることがあります。画面の操作はiDriveとカーブド・ディスプレイの使い方も参考にしてみてください。

よくある失敗

「自分でリセットできるから」と、交換前に表示だけ消してしまうケースです。交換の記録と表示がずれると、次に誰が見ても交換時期が分からなくなります。リセットは交換した後に1回だけ行いましょう。

中古の7シリーズはオイル管理をどう見る?

先に結論

中古の7シリーズを選ぶ時は、オイル交換の記録が残っているかを見ておきましょう。記録がそろっている車は、前の持ち主が整備にお金をかけてきた目安になります。

中古で7シリーズを探していると、同じ年式でも値段に差がありますよね。

その差の理由の1つが、整備の記録です。点検記録簿にオイル交換の日付と距離が並んでいれば、少なくとも放っておかれた車ではないと読み取れます。

安心しやすい中古車
  • 点検記録簿にオイル交換の記録が続いている
  • BMW正規ディーラーやBMW認定中古車での整備歴がある
  • サービス表示に期限超過の警告が出ていない
気をつけたい中古車
  • 記録簿が無い、または途中で記録が途切れている
  • オイル漏れのにじみがあると指摘されている
  • 警告表示が出たままになっている

オイル漏れは年式が古い7シリーズで聞かれやすい症状です。

駐車場の地面に黒いシミが残っていないか、エンジンの下側がにじんでいないかは、販売店で一緒に見せてもらうと安心です。気になる点があれば、購入前に直してもらえるかも聞いてみてください。よくある故障の話は7シリーズは壊れやすい?よくある故障と修理費、燃費の話は7シリーズの実燃費とハイオク・タンク容量にまとめています。

新車や中古の買い方を決めたい方は、7シリーズの値引き相場と限界額から読んでみてください。

よくある質問

BMW 7シリーズのオイル交換の時期は?

車が走行状況から次の交換時期を計算し、メーターや画面のサービス表示で知らせます。表示が出たら早めに予約し、短距離ばかりの使い方なら点検のたびに見てもらうと安心です。

BMW 740iのオイル量は何リットルですか?

BMWジャパンの公式主要諸元にはオイル量の記載が無く、フィルター交換の有無でも変わるため、この記事では数字を書いていません。車検証の型式(3AA-22EH30)を伝えて、取扱説明書か販売店で確かめてください。

740d xDriveのオイルはガソリン車と同じでいいですか?

740d xDriveはディーゼルエンジン(B57D30B)なので、指定されるオイルの規格がガソリン車と違うことがあります。交換前に指定規格を確かめておきましょう。

オイル交換後のリセットは自分でできますか?

車両情報のサービス画面から行う形が一般的ですが、メニューは年式で違うことがあります。正規ディーラー以外で交換する時は、リセットまで頼めるか事前に聞いておくと確実です。

BMW i7にオイル交換はありますか?

i7は電気自動車なので、エンジンオイルの交換はありません。点検の内容は正規ディーラーで確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • オイル交換の時期は、車のサービス表示に合わせるのが基本
  • 740iはB58ガソリン、740d xDriveはB57ディーゼルで、オイルは別に考える
  • オイル量は公式諸元に記載が無いので、型式を伝えて取扱説明書か販売店で確かめる
  • 新車3年はBMWサービス・インクルーシブ、その後は依頼先を比べる
  • 交換後はサービス表示をリセットし、記録を残しておく
BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 7シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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