BMW 7シリーズの燃費とタンク容量|740i・740d・i7の電費

給油機の横に止まった大型の高級セダン

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2トンを超える大きなセダンだと、燃費が気になりますよね。『7シリーズってリッター何キロ走るの?』と調べている方も多いはずです。

結論から言うと、現行7シリーズ(G70)のWLTCモード燃費は740iが12.8km/L(ハイオク)、740d xDriveが14.7km/L(軽油)です。燃料タンクはどちらも74Lで、電気自動車のi7は一充電で570〜650km(WLTC)走れます。

この記事では、モデル別の燃費と電費、満タンで走れる距離、普段使いの燃費の考え方を数字で見ていきます。

目次

7シリーズの燃費はどれくらい?(WLTCモード)

先に結論

エンジン車ではディーゼルの740d xDriveがいちばん燃費がよく、WLTCモードで14.7km/Lです。ガソリンの740iは12.8km/Lです。

数字はすべて、公式主要諸元(2025年11月版)に載っている国土交通省審査値です。市街地・郊外・高速の内訳も見ておきましょう。

モデル燃料WLTC市街地郊外高速JC08
740i無鉛プレミアム(ハイオク)12.8km/L8.8km/L14.1km/L14.8km/L16.0km/L
740d xDrive軽油14.7km/L9.4km/L15.9km/L18.1km/L17.7km/L

市街地の数字が大きく下がるのが分かりますよね。信号の多い街中を短い距離で走ることが多いなら、市街地モードの数字を目安にしておくと実際に近くなります。

740d xDriveは「令和12年度燃費基準80%達成車」です(公式諸元)。四駆で2,230kgある車としては、かなりいい数字なんです。

マイルドハイブリッドは燃費に効く?

740iと740d xDriveは、どちらもエンジンに48Vのマイルドハイブリッドを組み合わせています。モーターは13kW(18ps)、200Nmです(公式主要諸元)。

7シリーズのマイルドハイブリッドの仕組みと特徴をまとめた図解

モーターだけで長く走るハイブリッドではありません。発進や加速の時にエンジンを手伝い、減速の時に電気を回収する仕組みです。

『7シリーズにハイブリッドはあるの?』と聞かれたら、マイルドハイブリッドは付いている、が答えになります。外から充電するPHEV(750e など)は、日本の現行7シリーズには導入されていません。

モデルエンジンマイルドHVモーター燃料
740i3.0L直列6気筒ガソリン・ターボ(381ps)13kW〔18ps〕/200Nmハイオク
740d xDrive3.0L直列6気筒ディーゼル・ターボ(286ps)13kW〔18ps〕/200Nm軽油
BMW 7シリーズ740iと740d xDriveのWLTC燃費の内訳を比べた図解

実燃費はカタログ値とどれくらい違う?

先に結論

実際の燃費は、走る道、季節、乗り方で大きく変わります。カタログ値を基準に、街乗り中心なら市街地モード、高速中心なら高速モードの数字に近づくと考えておくといいですよ。

『カタログどおりには走らないんでしょ?』という声もよく聞きます。実燃費は人によって幅があるので、この記事では確かな数字だけで考えます。

例えばこんな使い方の差です。

「平日は近所の買い物、たまに長距離なんですが」
「それなら市街地と郊外の間くらいを目安にしてみてください」

燃費が落ちやすい使い方
  • 片道数キロの短い距離を何度も走る
  • エアコンを強く使う真夏や、暖気が長い真冬
  • 渋滞の多い道を中心に走る
  • タイヤの空気圧が下がったまま走る

タイヤの空気圧は、燃費にも乗り心地にも効きます。7シリーズは前後でタイヤのサイズが違うので、点検の時は前後それぞれの指定空気圧を確かめましょう。

タイヤの話は7シリーズのタイヤの記事でまとめています。

燃料タンクの容量と、満タンで走れる距離

先に結論

740iも740d xDriveも、燃料タンクは74Lです。WLTCモードで計算すると、満タンで740iは約947km、740d xDriveは約1,087km走れる計算になります。

これはあくまでWLTCモードの数字をそのまま掛けた計算です。実際には、警告が出る前に給油するので、走れる距離はこれより短くなります。

モデルタンク容量WLTC燃費満タンで走れる計算市街地モードで計算
740i74L12.8km/L約947km約651km
740d xDrive74L14.7km/L約1,087km約695km

計算は「タンク容量×燃費」で、小数点以下を切り捨てています。

『一度の給油で東京から大阪まで行ける?』と気になる方もいますよね。高速中心ならどちらのモデルも余裕がある計算ですが、渋滞や寄り道を考えて早めの給油を心がけましょう。

燃料の入れ間違いに注意

740iはハイオク(無鉛プレミアム)、740d xDriveは軽油です。同じ7シリーズでも燃料が違うので、レンタカーや家族の車と使い分ける時は特に気をつけておきましょう。

1万km走ったら燃料はどれくらい使う?

先に結論

WLTCモードで計算すると、1万kmで740iは約781L、740d xDriveは約680Lの燃料を使います。i7 xDrive60なら約1,840kWhの電気です。

年間の走行距離が5,000kmなら半分、2万kmなら倍にして考えてみてください。

燃料の値段は時期と地域で変わるので、ここでは量で比べます。お住まいの地域のハイオク、軽油、電気の単価を掛ければ、年間の燃料代の目安になりますよ。

モデル燃費・電費(WLTC)1万kmで使う量燃料
740i12.8km/L約781Lハイオク
740d xDrive14.7km/L約680L軽油
i7 xDrive60184Wh/km約1,840kWh電気
i7 M70 xDrive212Wh/km約2,120kWh電気

740d xDriveは使う量が少ないうえに、燃料は軽油です。走る距離が長い方ほど、ハイオクの740iとの差は大きくなります。

ただ、車の値段は740iと740d xDriveで同じ16,660,000円です(2025年11月以降生産車両・税込・公式価格表)。燃料代の差だけでなく、税金や保険まで含めて考えたい方は7シリーズの維持費の記事を見てみてください。

i7の電費と一充電走行距離

先に結論

i7 xDrive60の一充電走行距離は650km、i7 M70 xDriveは570km(WLTC)です。電池はどちらも105.7kWhで、出力の大きいM70の方が電気を多く使います。

電気自動車の燃費にあたるのが「電費」です。1km走るのに何Wh使うかで表すので、数字が小さいほど効率がいいんです。

モデル一充電走行距離(WLTC)交流電力量消費率(WLTC)市街地/郊外/高速
i7 xDrive60650km184Wh/km192/179/185Wh/km
i7 M70 xDrive570km212Wh/km232/209/209Wh/km
(販売終了)i7 eDrive50652km185Wh/km201/181/184Wh/km

i7は急速充電にも対応しています。i7 xDrive60で10%から80%まで、最大90kWの急速充電器を使って56分というのが、BMWジャパンの実測の参考値です(公式i7ページ)。

海外の「700km超」は別の数字

2026年4月に発表された大幅改良モデルについて「航続700km超」という数字が出ています。これは欧州のWLTPという別の測り方の数字で、日本のWLTCとは比べられません。

改良モデルの日本導入は2026年秋以降の予定で、日本の数値は未発表です。

i7の電池の総電力量は105.7kWhです。家庭や出先での普通充電用のケーブルが標準で付いてきます。

『電気だと遠出が不安』という方は、普段の走行距離と充電できる場所から考えてみてください。i7について詳しくはBMW i7の記事で見ています。

ガソリン、ディーゼル、電気のどれを選ぶ?

先に結論

年間の走行距離が長く燃料代を抑えたいなら740d xDrive、静かさを最優先するならi7です。740iはハイオクですが、後輪駆動の素直な走りが持ち味です。

燃費だけで選ぶと、740d xDriveが有利に見えますよね。ただ、7シリーズは燃費のために買う車ではない、という考え方もあります。

燃費で見た740d xDriveの強み
  • WLTC14.7km/Lで7シリーズのエンジン車でいちばんいい
  • 燃料が軽油
  • 満タンで1,000km超えの計算
740d xDriveで気をつけたいこと
  • 2026年6月で生産終了し、在庫車の販売のみ
  • ディーゼルならではの手入れ(尿素水の補給など)がある
  • 短い距離ばかりだと燃費の良さを活かしにくい

740iと740d xDriveは、どちらも2026年6月で生産を終え、今は在庫車の販売だけになっています。新車で欲しいモデルがある方は、在庫を早めに確かめておきましょう。

ディーゼルの手入れについては740d xDriveの記事で詳しくまとめています。

燃費で選ぶ前に考えたいこと
  • 年間に何km走るか(長いほど740d xDriveの燃料の少なさが効く)
  • 自宅や出先で充電できるか(できるならi7も候補)
  • 近くに軽油やハイオクを入れられる店があるか
  • 雪道を走るか(740iは後輪駆動、740d xDriveとi7は4輪駆動)

燃費の数字だけでなく、自分の使い方に合うかで選ぶと後悔しにくいですよ!

よくある質問

BMW 7シリーズの燃費はどれくらいですか?

WLTCモードで、740iが12.8km/L、740d xDriveが14.7km/Lです(公式主要諸元)。

燃料タンクの容量は?

740iも740d xDriveも74Lです。i7は電気自動車なので燃料タンクはありません。

7シリーズはハイオクですか?

740iは無鉛プレミアム(ハイオク)、740d xDriveは軽油です。

i7は一回の充電で何km走れますか?

WLTCモードで、i7 xDrive60が650km、i7 M70 xDriveが570kmです。

実燃費はどのくらいになりますか?

走り方や季節で大きく変わります。街乗り中心ならWLTCの市街地モード(740iで8.8km/L、740d xDriveで9.4km/L)を目安にしてみてください。

740iと740d xDriveはどちらが燃料代が安いですか?

WLTCモードで計算すると、1万kmで740iは約781L、740d xDriveは約680Lの燃料を使います。740d xDriveは使う量が少なく燃料も軽油なので、走る距離が長いほど有利になりやすいです。

7シリーズを買う時の値引きの考え方は、7シリーズの値引き相場の記事でまとめています。

まとめ

この記事の要点
  • WLTC燃費は740iが12.8km/L、740d xDriveが14.7km/L
  • 燃料タンクはどちらも74Lで、満タンで約947km/約1,087km走れる計算
  • 740iはハイオク、740d xDriveは軽油
  • i7の一充電走行距離はxDrive60で650km、M70で570km(WLTC)
  • 1万kmで使う燃料は740iが約781L、740d xDriveが約680L
BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 7シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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