BMW 7シリーズG11は中古で買い?G12・F01との違いと故障

整備記録簿を前に先代の大型高級セダンを見比べるイメージ

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新車の7シリーズは1,666万円から。『さすがに手が届かないけど、先代なら…』と中古を見始めた方も多いですよね。

結論から言うと、中古で狙いやすいのは2019年6月以降のG11・G12後期型です。F01・F02は価格が下がっていますが、年数がたっている分、整備費の準備が欠かせません。

この記事を読むと、型式の見分け方と前期・後期の違い、買う前に見ておきたい故障のポイントが分かります。

目次

G11・G12とF01・F02はいつの7シリーズ?

先に結論

F01・F02は5代目(2009年〜)、G11・G12は6代目(2015年〜)の7シリーズです。数字の「1」が標準ボディ、「2」がロングと覚えておくと見分けやすいですよ。

型式の名前が似ていて、ややこしく感じますよね。

まずは日本での登場時期を表で見ておきましょう。

世代型式日本での登場主な出来事
5代目F01(標準)/F02(ロング)/F04(ActiveHybrid 7)2009年3月24日760Liが2009年7月、ActiveHybrid 7が2009年10月に追加。2012年9月に改良(LCI)
6代目G11(標準)/G12(ロング)2015年10月7日740e iPerformanceとM760Li xDriveを2016年10月に追加。2019年6月に改良(LCI)
7代目(現行)G702022年7月1日1ボディのみ。電気自動車のBMW i7を設定

G70は公式リリース、F01〜G11・G12の日本日付はWikipedia日本語版の記載にもとづきます。

ロングの車名には「Li」が付きます。例えば740Li、750Li、M760Li xDriveはG12の名前です。

現行G70には標準とロングの作り分けが無いので、「Li」は先代までの呼び名なんです。

ロングと標準の違いは7シリーズのロング(Li)とリムジンでくわしく見ています。

もっと前のE65やE38まで含めた流れは、7シリーズの歴代モデル一覧で年式ごとに見分け方をまとめています。

中古車の広告では「7シリーズ(F)」のように世代の頭文字だけで書かれていることもあります。

そんな時は、年式と車検証の型式欄を見れば、どの世代か見当がつきますよ。

G11とG12の違いはどこ?

『G11とG12、どっちを選べばいい?』と迷う方もいるはずです。

違いはシンプルで、G12は後ろの席を広くするためにホイールベースを伸ばしたロングボディです。

G11(標準ボディ)
  • 全長が短めで、駐車場や細い道で扱いやすい
  • 自分で運転する人に向く
G12(ロング)
  • 後席の足元が広く、送迎や役員車に向く
  • 長い分、駐車場所を選ぶ

例えば、こんな選び方になります。

「週末は自分で運転して、家族を乗せることが多いです」
「それなら取り回しのいいG11から見てみるといいですよ」

反対に、後ろの席に人を乗せる時間が長いなら、G12のロングが候補になります。

車名に「Li」が付いているか、車検証の型式で確かめておくと安心ですよ。

中古の流通台数は、自分で運転する人向けの標準ボディのほうが多い傾向があります。

ロングは法人の送迎車として使われていた個体も混ざるので、走行距離と使われ方もあわせて見ておきましょう。

前期と後期(LCI)は何が違う?

BMWでは、モデルの途中で行う大きめの改良を「LCI」と呼びます。

いわゆる「後期型」「フェイスリフト」のことですね。

型式前期後期(LCI)見た目の変化
F01・F022009年〜2012年9月発表前期と見比べると細部が違う。年式ごとの装備表で確認
G11・G122015年〜2019年6月日本導入キドニーグリルが大きくなり、顔の印象が変化

G11・G12の後期型は、公式リリース「新型BMW 7シリーズ発表」(2019年6月24日)で日本に導入されました。

後期になって一番目立つのは、大きくなったキドニーグリルです。

『あの大きいグリルが好きか苦手か』で、前期と後期の好みが分かれやすいんです。

後期の主な話題
  • PHEVが740e iPerformanceから745e・745Leに切り替わった
  • 2019年9月には西日本地域限定の「745e M Sport Meisterwerk」も出た(公式リリース)
F01・F02とG11・G12の世代と前期・後期の流れを並べた図解

よくある故障はどこ?

輸入車の中古で一番心配なのが、故障ですよね。

結論から言うと、7シリーズは装備が多い分、壊れやすい場所もはっきりしています。

中古で気をつけたい主な部位
  • エアサスペンション(車高が下がる、警告灯が点く)
  • エンジン回りのオイル漏れ(ガスケット類の劣化)
  • 冷却系(ウォーターポンプ、サーモスタットなど)
  • 電装品(ドア、ディスプレイ、センサー類)
  • PHEV・ディーゼルの専用部品

どれも7シリーズだけの話ではなく、大きな輸入セダンでよく言われる箇所です。

とはいえ、F01・F02は登場から年数がたっているので、ゴム部品や樹脂部品の劣化が重なりやすいんです。

例えば、朝いちばんに車高が下がっている個体は、エアサスの不調を疑ってみてください。

修理費は部位と工場で大きく変わり、部品交換が重なると数十万円になることもあります。

『そんなにかかるなら、やめておいたほうがいい?』と不安になりますよね。

ただ、前のオーナーがきちんと手を入れてきた個体なら、すでに主な部品が新しくなっていることもあるんです。

「この車、エアサスやウォーターポンプは交換されていますか?」
「整備記録簿に交換の記録が残っていますので、お見せしますね」

こんなふうに、記録で確かめられる個体を選ぶのがいちばんの備えになります。

反対に、整備記録が残っていない個体は、見た目がきれいでも慎重に見ておきましょう。

中古の7シリーズで確認したい主な故障部位の図解

エアサスの症状と費用の考え方は7シリーズのエアサス故障、故障全体は7シリーズのよくある故障と修理費の目安でまとめています。

世代年数のイメージ(2026年時点)中古で重視したいこと
F01・F02(2009〜)登場から11〜17年前後整備記録と、交換済みの部品の確認
G11・G12 前期(2015〜)7〜11年前後保証の有無と、エアサス・電装の状態
G11・G12 後期(2019〜)4〜7年前後認定中古車の保証が付くかどうか

エンジン別に見た選び方

G11・G12は、パワートレインの種類が多いのも特徴です。

『どのエンジンを選べば後悔しない?』と悩む方も多いはずです。

エンジン選びの目安
  • 740i・740Li:直列6気筒ガソリン。台数が多く選びやすい
  • 740d xDrive:ディーゼル。軽油とアドブルーの補充が必要
  • 740e・745e:PHEV。駆動用バッテリーの状態確認が大事
  • 750i系(750Li含む):V8。力強い反面、維持費は重くなりやすい
  • M760Li xDrive:V12。台数が少なく、部品代も高めになりやすい

維持のしやすさで選ぶなら、台数が多くて整備の情報も多い740i系から見ていくのがおすすめです。

V8・V12は魅力が大きい一方で、税金やタイヤ、整備にかかるお金も大きくなります。

ディーゼルの手間は740d xDriveのディーゼルは買い?、PHEVの今は7シリーズのハイブリッド・PHEVでくわしく見ています。

現行G70と比べてどうか

中古のG11と新車のG70、どちらにするかで迷う方もいますよね。

項目G11・G12(先代)G70(現行)
ボディ標準(G11)とロング(G12)1ボディのみ(ホイールベース3,215mm)
主なパワートレイン直6ガソリン・ディーゼル・PHEV・V8・V12740i(ガソリン)・740d xDrive(ディーゼル)・i7(EV)
新車時の保証年式によっては残っていないBMW CARE(3年・走行距離無制限)
価格(新車)新車販売は終了740i・740d 1,666万円〜i7 M70 2,284万円(2025年11月以降生産車両)

G70は全長5,390mm・全幅1,950mmと大きいので、駐車場の条件もあわせて見ておきましょう。

G70の740iと740d xDriveは2026年6月で生産を終え、今は在庫車の販売だけです。

『新しい顔はどうも好みじゃない』という方には、G11後期は今でも十分魅力のある選択です!

現行のデザインの賛否は現行G70の特徴とデザインで見ています。

迷った時は、次のように考えると決めやすいですよ。

G11・G12が向いている人
  • 予算を抑えて、7シリーズの後席の広さを味わいたい
  • 標準ボディやロングを自分で選びたい
  • V8やV12、PHEVなど先代ならではのエンジンに乗りたい
  • 整備にかかるお金を、あらかじめ予算に入れておける

反対に、保証の安心感や最新の運転支援を重く見るなら、G70の在庫車や認定中古車のほうが合っています。

中古で探す時のチェック手順

ここまで来たら、実際に在庫を見る段階ですね。

中古のG11・G12を探す順番
  1. 標準(G11)かロング(G12)かを決める
  2. 前期か後期かを決め、年式の範囲をしぼる
  3. エンジンを決め、維持費の目安をつかむ
  4. 整備記録と保証の有無を確認する
  5. 試乗で車高、警告灯、ドアや画面の動きを確かめる

BMW正規ディーラーの「BMW認定中古車」なら、保証が付く個体もあります。

保証内容は年式や販売店で変わるので、見積もりの時に書面で確かめておきましょう。

試乗の時は、エンジンをかける前から見ておきたいポイントがあります。

止まっている時の車高が左右で揃っているか、メーターに警告灯が残っていないかを確かめておきましょう。

走り出したら、段差を越えた時の異音や、ドアが閉まる時の引き込みの動きもチェックしてみてください。

こうした小さな違和感を見逃さないことが、買ったあとに慌てないコツです!

条件を決めたら、在庫を絞って見比べてみてください。

BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズの値段、先に相場を見ておく

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

狙い目の年式と走行距離は7シリーズの中古車の選び方、新車も含めた買い方は7シリーズの値引き相場と限界額を参考にしてみてください。

よくある質問

G11とG12の違いは何ですか?

G11が標準ボディ、G12がホイールベースを伸ばしたロングです。ロングの車名には740Liのように「Li」が付きます。

7シリーズの後期型はいつからですか?

G11・G12は2019年6月に日本へ後期型(LCI)が導入されました。F01・F02は2012年9月に改良が発表されています。

F04とは何ですか?

F01世代のハイブリッドモデル「ActiveHybrid 7」の型式です。日本では2009年10月に発売されました。

G11でよくある故障はどこですか?

エアサス、オイル漏れ、冷却系、電装品がよく言われる部位です。購入前に整備記録と保証の有無を確かめておくと安心です。

中古の7シリーズはいくらくらいですか?

年式・走行距離・グレード・状態で大きく変わり、時期と地域でも動きます。条件を決めて在庫を比べるのが近道です。

まとめ

この記事の要点
  • F01・F02は2009年〜、G11・G12は2015年〜。「1」が標準、「2」がロング
  • G11・G12の後期型は2019年6月に日本導入。グリルが大きくなった
  • 故障はエアサス、オイル漏れ、冷却系、電装品がよく挙がる
  • 維持しやすさで選ぶなら740i系、V8・V12は維持費も大きい
  • 認定中古車なら保証が付く個体もあるので、条件を確かめて比べる
BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 7シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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