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新車の7シリーズは1,666万円からなので、『中古なら手が届くかも』と探し始めた方も多いですよね。ただ、世代もモデルも幅が広くて、どれを選べばいいか迷ってしまうはずです。
結論から言うと、中古の7シリーズは「世代」「パワートレイン」「整備記録と保証」の順で絞ると選びやすくなります。走行距離はその後で見れば十分です。
この記事を読めば、狙い目の年式の考え方と、見に行く時に確かめたいことが分かります。
中古の7シリーズはどの世代から選べる?
まず、中古で見かける主な世代を押さえておきましょう。世代によって、装備も維持費の考え方もかなり違います。
| 世代 | 型式 | 日本での主な時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 現行 | G70 | 2022年7月発売 | 全車ホイールベース3,215mmの1ボディ。電気自動車のi7を設定 |
| 先代 | G11(標準)/G12(ロング) | 2015年10月に日本発表、2019年6月に改良(LCI) | ロングの740Li・750Li、PHEVの740e・745eなど |
| 先々代 | F01(標準)/F02(ロング) | 2009年3月発売、2012年9月に改良(LCI) | 760LiやActiveHybrid 7など |
現行G70では、740iと740d xDriveが2026年6月で生産終了し、以降は在庫車の販売のみと公式に書かれています。2026年4月には大幅改良モデルが発表され、日本導入は2026年秋以降の予定です。
『新しい方がいいに決まってる』と思いますよね。ただ、予算と維持費のバランスで、どの世代が合うかは人によって変わります。
装備と保証を重視するならG70、価格を抑えつつ装備も欲しいならG11/G12の後期型、とにかく予算優先ならF01/F02という順で考えると分かりやすいです。古い世代ほど、整備記録の重みが増します。
各世代の違いと前期・後期の見分け方はG11・G12とF01・F02は中古で買い?、歴代の一覧は7シリーズの歴代モデル一覧で詳しく書いています。
狙い目の年式はどこ?
狙い目と言われやすいのは、改良(LCI)が入った後の年式です。改良後は装備や細かな部分が見直されていることが多く、中古でも選ばれやすい傾向があります。
| 世代 | 改良(LCI)の時期 | 中古で見るポイント |
|---|---|---|
| G70 | 2026年4月に大幅改良を発表(日本導入は2026年秋以降の予定) | 改良前の前期型。BMW CAREの残りがある年式かどうか |
| G11/G12 | 2019年6月に日本導入 | 2019年6月以降の後期型か、前期型か |
| F01/F02 | 2012年9月に発表 | 年数がたっているので記録と状態が最優先 |
G70の場合、新車から3年以内ならBMW CAREの新車保証(3年・走行距離無制限)が残っている可能性があります。名義変更で引き継げるかどうかは、販売店で確かめておきましょう。
また、G70は発売時から何度も価格が改定されています。2022年7月の発売時は740iが1,490万円、2025年11月以降生産分は1,666万円(いずれもメーカー希望小売価格・税込)です。

新型が日本に入ると、G70は前期型として比べられるようになります。値段が動くかどうかは時期と地域で変わるので、気になる方は7シリーズの次の新型はいつ?もあわせて見てみてください。
走行距離はどれくらいまでなら安心?
『走行距離は少ないほどいい』と考える方は多いですよね。ただ、7シリーズは距離より「どう手入れされてきたか」の方が大事なんです。
一般的に、年1万km前後が普通の使い方と見られることが多いです。距離が多めでも、定期的に点検を受けてきた車なら候補に入ります。
逆に、年式のわりに距離が極端に少ない車は、長く動かさずに置かれていた可能性もあります。ゴム部品やバッテリーの状態を気にしておきたいところです。
例えば、販売店ではこんなふうに聞いてみてください。
「走行距離のわりに、点検は毎年受けていましたか?」
「記録簿で、交換した部品と時期を見せてもらえますか?」
- 記録簿で、点検とオイル交換の間隔がそろっているか
- エア・サスペンションや足回りの交換歴があるか
- 12Vバッテリーの交換時期
- タイヤの残り溝と製造年
オイル交換の目安は7シリーズのオイル交換の時期・量、バッテリーの話は7シリーズのバッテリー上がりと交換で詳しく書いています。
ガソリン・ディーゼル・EV、どれを選ぶ?
G70の中古なら、パワートレインは3種類から選べます。使い方で向き不向きがはっきり分かれるので、ここは先に決めておきましょう。
| モデル | 駆動・燃料 | 燃費・電費(WLTC・公式) | 自動車税(年) |
|---|---|---|---|
| 740i | 後輪駆動・ハイオク・タンク74L | 12.8km/L | 50,000円 |
| 740d xDrive | 4WD・軽油・タンク74L | 14.7km/L | 50,000円 |
| i7 xDrive60 | 4WD・電気 | 一充電650km | 25,000円 |
| i7 eDrive50(2025年6月生産終了) | 後輪駆動・電気 | 一充電652km | 25,000円 |
| i7 M70 xDrive | 4WD・電気 | 一充電570km | 25,000円 |
自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した車の税率です。それより前に登録された車や、排気量の大きい先代モデルは区分が違うので、車検証で確かめておきましょう。
- 自宅に充電設備が無い
- 長距離をよく走り、給油の手軽さを重視する
- 雪道を走るなら4WDの740d xDrive
- 自宅で充電できる
- 静かさと乗り心地を一番に求める
- 自動車税を抑えたい
i7の中古を選ぶなら、駆動用バッテリーの状態と保証の扱いを販売店に確かめておきたいところです。普通充電ケーブルなどの付属品がそろっているかも見ておきましょう。
それぞれの詳しい特徴は740d xDriveのディーゼルは買い?とBMW i7は7シリーズの電気自動車で解説しています。
BMW認定中古車と一般の販売店、どちらで買う?
『認定中古車は高いけど、安心なのかな』と迷う方も多いはずです。結論から言うと、保証と整備の記録を重視するなら、BMW認定中古車は有力な選択肢です。
BMW認定中古車は、BMW正規ディーラーが扱う中古車です。保証の中身や期間は車ごと・時期ごとに違うので、契約前に書面で確かめるのが確実です。
| 比べるところ | BMW認定中古車 | 一般の中古車販売店 |
|---|---|---|
| 保証 | 付く(中身は車ごとに確認) | 店ごとに違う。付かない場合もある |
| 価格 | 高めになりやすい | 幅が広い |
| 整備記録 | 正規ディーラーでの記録が揃いやすい | 車によってまちまち |
| 選べる台数 | 限られる | 多い |
一般の販売店でも、整備記録がそろっていて保証を付けられる車なら十分に候補になります。安さだけで選ばず、保証の範囲まで比べてみてください。
並行輸入や左ハンドルの見分け方は正規ディーラーと並行輸入どちらで買う?で詳しく書いています。
福岡など、地域で探す時は?
7シリーズは台数が多い車ではないので、近所だけで探すと選択肢が少なくなりがちです。福岡のような地方都市で探す方も、範囲を広げると候補が増えます。
ただ、遠くの車を買う時は、見に行けない分だけ確認が大事になります。
- 写真と記録簿のコピーを送ってもらう
- 警告表示や傷の有無を、動画で見せてもらう
- 保証が自分の地域の工場でも使えるか確かめる
- 陸送費と登録費用を含めた総額を出してもらう
- 納車前の点検内容を書面で確かめる
雪の多い地域から来た車は、下回りのさびを確かめておきたいところです。地域によって4WDの740d xDriveを探す人が多い、と言われることもあります。
在庫を条件で絞って見ると、年式・走行距離・保証の有無を並べて比べやすくなります。
BMW 7シリーズ買いたいドットコム
BMW 7シリーズの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、BMW 7シリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
現行G70の中古を選ぶ時に気をつけたいこと
G70の中古は年式が新しいぶん、装備の違いで値段に差が出やすいです。オプションの有無を見ておくと、同じ年式でも比べやすくなります。
例えば、31.3インチのシアター・スクリーン(リヤ・シート・エンターテインメント・エクスペリエンス)は、新車時に797,000円のオプションでした。エグゼクティブ・ラウンジ・シートは、i7 M70 xDriveだけ標準で、ほかのモデルはオプションです。
- シアター・スクリーンの有無(新車時797,000円のオプション)
- エグゼクティブ・ラウンジ・シートの有無(M70は標準)
- Bowers & Wilkins ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムの有無
- ボディカラーがBMW Individualの有償色かどうか
後ろの席を重視するなら、これらが付いているかを車両の装備表で確かめておきましょう。オプションの中身は7シリーズのオプションは何を付ける?で詳しく書いています。
中古でも維持費は新車と変わらない?
『中古で安く買えたら、維持費も安くなる?』と思いますよね。実は、税金や燃料代は新車でも中古でも基本的に同じなんです。
| 毎年かかるお金 | 740i/740d xDrive | i7 |
|---|---|---|
| 自動車税(2019年10月以降登録) | 年50,000円 | 年25,000円 |
| 自動車重量税の区分 | 2.0t超2.5t以下 | 2.5t超3.0t以下 |
| タイヤサイズ(標準・前/後) | 255/45R20/285/40R20 | M70は255/40R21/285/35R21 |
タイヤは前後で太さが違う20インチ(i7 M70 xDriveは21インチ)なので、交換費用も大きめになりやすいです。スペアタイヤは無く、タイヤ・リペア・キットが標準です。
むしろ中古は保証が切れている場合が多いので、修理費に備える分だけ予算を残しておくと安心です。
車両価格だけで予算を使い切ると、買った後の整備や修理で困ることがあります。1年目の点検・タイヤ・バッテリーなどの費用を、あらかじめ別に取っておきましょう。
年間の維持費の内訳は7シリーズの維持費は年間いくら?、中古が安くなる理由と避けたい個体は7シリーズの中古はなぜ安い?で詳しく見られます。

中古と新車で迷っている方は、7シリーズの値引き相場と交渉の順番で新車の総額と比べてみると判断しやすくなります。
よくある質問
BMW 7シリーズの中古で狙い目の年式は?
改良(LCI)後の年式が選ばれやすい傾向です。G11/G12なら2019年6月以降の後期型、G70なら新車保証が残っている年式かどうかが目安になります。
走行距離は何kmまでなら大丈夫ですか?
年1万km前後が普通の使い方と見られることが多いです。ただ、距離より整備記録が大事で、点検を続けてきた車なら距離が多めでも候補になります。
BMW認定中古車は買う価値がありますか?
保証と正規ディーラーでの整備記録を重視するなら有力な選択肢です。保証の中身と期間は車ごとに違うので、契約前に書面で確かめましょう。
7シリーズのセダンの中古で、ロングはありますか?
ロング(740Li・750Liなど)は先代G12までの名前です。現行G70は全車ホイールベース3,215mmの1ボディで、Liの作り分けはありません。
地方で探す時の注意点は?
範囲を広げると候補が増えますが、見に行けない分、記録簿や動画で状態を確かめ、保証が地元の工場で使えるかも確認しておくと安心です。
まとめ
- 中古の7シリーズは「世代」「パワートレイン」「整備記録と保証」の順で絞る
- 狙い目は改良後の年式。G11/G12は2019年6月以降の後期型が目安
- 走行距離は年1万km前後が普通。距離より手入れの記録を重視する
- 自宅で充電できるならi7、できないなら740iか740d xDrive
- BMW認定中古車は保証の中身を書面で確かめてから選ぶ
- 中古でも税金・燃料代は同じ。修理に備えた予算を残しておく





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