BMW 7シリーズのボンネットの開け方|給油口・ジャッキアップモード・バッテリー位置

ガレージでボンネットを開けた大型の高級セダン

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7シリーズに乗り始めると、『ボンネットってどうやって開けるの?』『給油口はどこを押すの?』と、ちょっとしたことで手が止まりますよね。国産車と勝手が違う場所が多いので、迷うのは自然なことです。

結論から言うと、日常の「開け方」はほとんど取扱説明書に載っていて、自分でやってよい作業と、店に任せたほうがいい作業に分かれます。

この記事を読めば、ボンネット、給油口、ジャッキアップモード、バッテリー、鍵の場所と扱い方がひと通り分かります。

目次

ボンネットの開け方は?

先に結論

運転席の足元付近にあるボンネットのマークが付いたレバーを引き、前に回ってボンネットを持ち上げます。BMWは、レバーを2回引いてロックを外す車種が多いです。

国産車のように、ボンネットの先端に手を入れてレバーを探す必要がない車が多いんです。年式で細かい手順が違うので、まずは取扱説明書で確かめてみてください。

ボンネットを開ける流れ
  1. 平らな場所に止めて、パーキングに入れる
  2. 運転席の足元付近にある、ボンネットのマーク付きのレバーを引く
  3. 開かない時は、もう一度レバーを引く
  4. 車の前に回り、ボンネットをゆっくり持ち上げる
  5. 閉める時は、上から両手で押して確実にロックする

7シリーズのボンネットは大きいので、開けた時に壁や天井に当たらないか、周りを見ておきましょう。『740iのボンネットの開け方も同じ?』という方もいますよね。現行G70なら、740iでも740d xDriveでも考え方は同じです。

i7は中身が違う

BMW i7は電気自動車なので、ボンネットの下はエンジン車と中身が違います。高い電圧の部品があるので、取扱説明書で触ってよいと書かれた場所以外には手を出さないでおきましょう。

冷却水の補充など、ボンネットを開けてする点検の話は7シリーズのよくある故障と修理費にまとめています。

ボンネットが開かない、閉まらない時は?

『レバーを引いたのに、前が少し浮くだけで開かない』ということがあります。この時は、もう一度レバーを引いてから前に回ると開くことが多いです。

それでも開かない時は、ロックの部品やケーブルの不具合も考えられます。無理にこじ開けると塗装やボンネットを傷めるので、ディーラーに相談しましょう。

閉める時に半ドアのような警告が出たら、一度少し持ち上げてから、もう一度しっかり押して閉め直してみてください。走行中に開くと危ないので、警告が消えたのを確かめてから走り出しましょう。

給油口の開け方と、入れる燃料は?

先に結論

ドアのロックを解除した状態で、給油口のフタの端を押すと開く車種が多いです。740iはハイオク、740d xDriveは軽油で、タンクはどちらも74Lです(公式主要諸元)。

セルフのスタンドで『フタが開かない!』と慌てたことがある方もいるはずです。BMWは、車内のボタンではなく、フタそのものを押して開ける作りが多いんです。

モデル補給するもの容量
740i無鉛プレミアム(ハイオク)燃料タンク74L
740d xDrive軽油燃料タンク74L
i7 xDrive60/i7 M70 xDrive電気(充電口から)駆動用バッテリー105.7kWh

給油口が左右どちらにあるかは、メーターの燃料計の横にある小さな三角の向きで分かります。レンタカーや代車で乗る時にも使えるので、覚えておくと便利です。

燃料の入れ間違いに注意

740d xDriveは軽油です。ディーゼルとガソリンを入れ間違えると、エンジンをかける前でも修理が必要になることがあります。入れ間違えたら、エンジンをかけずにロードサービスを呼びましょう。

ジャッキアップモードとは?使い方と解除

先に結論

エアサスの車を持ち上げる前に、車高の自動調整を止めておく操作です。タイヤ交換などで持ち上げる時は、先にこの状態にしておきましょう。

7シリーズは全モデルにエアサスが標準です(公式価格表)。エアサスは車高を一定に保とうとするので、持ち上げると「下がった」と判断して空気を出し入れしてしまうことがあるんです。

そのまま作業すると、車体が動いてジャッキが外れるおそれがあります。だから、持ち上げる前に自動調整を止めておく必要があるんですね。

ジャッキアップの前にすること
  1. 平らで固い場所に止め、パーキングブレーキをかける
  2. 取扱説明書で、ジャッキアップモードの操作のしかたを確かめる
  3. ジャッキアップモードにしてから、指定のジャッキポイントで持ち上げる
  4. 作業が終わったら車を下ろし、モードを解除する
  5. 解除の後、車高が元に戻ったか目で確かめる

操作の場所や手順は、年式やソフトの版で変わることがあります。分からない時は自分で試さず、ディーラーで聞いてみてください。

『解除したのに車高が戻らない』という時は、エアサス側の不具合も考えられます。症状と修理費の目安はエアサス故障の記事で書いています。

BMW 7シリーズのジャッキアップモードの流れを示した図解

パンクした時は?スペアタイヤは積んでいない

ジャッキアップを考える場面で多いのが、パンクですよね。実は、現行7シリーズにはスペアタイヤがありません。

代わりに、タイヤ・リペア・キットとタイヤ空気圧モニタリング・システムが全モデル標準です(公式価格表)。小さな穴ならキットで応急処置をして、近くの店まで走る考え方です。

モデル標準タイヤ(前/後)
740i/740d xDrive/i7 xDrive60255/45R20/285/40R20
i7 M70 xDrive255/40R21/285/35R21

前と後ろでサイズが違う(公式主要諸元)ので、前後を入れ替えるローテーションはできません。大きく裂けたパンクは、キットでは直せないのでロードサービスを呼びましょう。

タイヤ交換の費用やスタッドレスの話はタイヤサイズと交換費用にまとめています。

バッテリーはどこにある?

先に結論

7シリーズは、12Vバッテリーをトランクの床下などエンジンルームの外に置いている世代が多いです。救援用の端子はエンジンルームにあるので、ジャンプスタートはそちらを使います。

『バッテリー上がりの時、ボンネットを開けてもバッテリーが見当たらない』ということがあります。これは7シリーズではよくあることなんです。

バッテリー本体の場所は、世代やモデルで違います。740iのバッテリー位置も含めて、正確な場所は取扱説明書で確かめるのが確実です。

ほかの車からつなぐ時は、エンジンルームの救援用端子を使うのが基本です。つなぐ順番を間違えると電装品を傷めることがあるので、手順は取扱説明書に合わせましょう。

上がった時の対処と交換費用はバッテリー上がりと交換の記事で詳しく書いています。

鍵(スマートキー)の電池交換と、キーが反応しない時

先に結論

キーの電池が弱ると、ドアが開きにくくなったりエンジンがかかりにくくなったりします。電池の種類はキーを開けると書いてあるので、同じものを用意しましょう。

鍵の反応が悪くなると、『故障かな?』と心配になりますよね。実は、ただの電池切れということも多いんです。

鍵の調子が悪い時に確かめること
  • キーの電池の種類を、キーを開けて確かめる
  • 予備のキーで同じ症状が出るか試す
  • スマートフォンのBMWデジタル・キー・プラスが使えるか試す
  • 電池を替えても直らなければ、ディーラーに相談する

現行の7シリーズには、スマートフォンを鍵として使えるBMWデジタル・キー・プラスが標準です(公式価格表)。キーの電池が切れても、スマートフォンで乗れる場合があります。

キーの電池が切れてエンジンがかからない時は、取扱説明書に書かれた場所にキーを当てて始動する方法が用意されていることがあります。慌てず、取扱説明書の「キー」の項目を見てみてください。

鍵をなくした時、予備のキーを作りたい時は?

『鍵を1本なくしてしまった』という時は、早めにディーラーへ連絡しましょう。7シリーズの鍵は車と電子的に結びついているので、合鍵屋さんで作るものとは違うんです。

なくした鍵を使えないようにする手続きも、あわせて相談できます。車検証と本人確認の書類を用意しておくと、話が早く進みます。

中古で買った時は、鍵が何本付いているかも確かめておきましょう。1本しかない場合は、早めに予備を用意しておくと安心です。

カラーコード、コーションプレート、取扱説明書はどこ?

先に結論

カラーコードはコーションプレートなどのラベルに書かれています。ラベルの場所と取扱説明書の見方を表にしました。

タッチアップペンを買う時や、修理の見積もりを取る時にカラーコードが必要になりますよね。

探しているものよくある場所・見方
カラーコードドアを開けたピラー部分や、エンジンルーム内のラベル
コーションプレート(製造ラベル)ドアを開けたピラー部分など
車台番号車検証に記載
取扱説明書(マニュアル)車内のメニューやMy BMWアプリで見られる場合がある。紙の冊子は車に積まれていることも

ラベルの場所は年式で違うことがあるので、見つからない時はディーラーに車台番号を伝えて聞いてみてください。ボディカラーの名前は7シリーズの色で一覧にしています。

ドアの内張りは自分で外していい?

先に結論

7シリーズのドアは電動の部品が多いので、内張りを外す作業は店に任せるのがおすすめです。

スピーカーの交換や、異音の確認でドアの内張りを外したくなる方もいるはずです。ただ、7シリーズはオートマチック・ドアやソフト・クローズ・ドアが全モデル標準です(公式価格表)。

ドアの中には配線やセンサーがたくさん通っています。外し方を間違えると、ツメが割れたり警告が出たりすることも。

「動画を見ながらやればできそうですけどね」
「年式で作りが違うので、7シリーズは店に任せたほうが結局安くつくことが多いですよ」

この記事で扱わない作業

エアバッグまわり、高い電圧の部品、ブレーキの作業は、自分で手を入れないでおきましょう。

これから7シリーズを買う方は、値引きの考え方を7シリーズの値引き相場で見ておくと安心です。

BMW 7シリーズの点検口やラベルのある場所をまとめた図解

よくある質問

BMW 7シリーズのボンネットはどうやって開けますか?

運転席の足元付近にあるボンネットのマーク付きレバーを引き、前に回って持ち上げます。BMWはレバーを2回引いてロックを外す車種が多いので、年式ごとの手順は取扱説明書で確かめてください。

給油口が開きません。

ドアのロックを解除した状態で、給油口のフタの端を押してみてください。それでも開かない時は、取扱説明書の手動で開ける方法を確かめましょう。

ジャッキアップモードの解除はどうしますか?

車を下ろした後、取扱説明書の手順で解除します。解除の後、車高が元に戻ったか目で確かめておきましょう。

740iのバッテリー位置はどこですか?

7シリーズは12Vバッテリーをエンジンルームの外に置いている世代が多く、救援用の端子はエンジンルームにあります。正確な位置は取扱説明書で確かめるのが確実です。

取扱説明書はどこで見られますか?

車内のメニューやMy BMWアプリで見られる場合があります。紙の冊子が車に積まれていることもあります。

まとめ

この記事の要点
  • ボンネットは足元のレバーを引いて開け、BMWは2回引く車種が多い
  • 740iはハイオク、740d xDriveは軽油、タンクは74L
  • エアサス車は持ち上げる前にジャッキアップモードにする
  • バッテリーはエンジンルームの外にある世代が多く、救援用端子はエンジンルーム
  • ドア内張りや高い電圧の部品は、店に任せる
BMW 7シリーズ買いたいドットコム

BMW 7シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 7シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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